こんにちは、生涯現役で働きたい!と思っている”アラフィフりすこ”です。
50代からの幸せな人生に大切なのは、”健康とお金と生きがい”の3つですが、
この3つのうちの”お金と生きがい”の2つは仕事をすれば確実に手に入るものです。
オーバーワークでなければ、仕事をしていた方が健康にだっていいでしょう。
実際、下の資料の様に、女性の50~54歳では75.4%、55~59歳でも69.3%の方が仕事についています。
引用:内閣府男女共同参画局HPより
とはいえ、50代女性の仕事探しは、求人の職種が少ないなど、若いころとは状況が違ってきます。
体力的には更年期の時期とも重なるので、残業が多かったり、体力的にハードな仕事は避けたいのも本音ですよね。
学歴や実務経験の伴わない資格があまり役に立たないのが50代からの仕事探しの特徴です。
どんな職場なら自分を必要としてくれるのだろう?
私の廻りには、専業主婦からや、離婚後や、家業の倒産後など、人生後半戦のタイミングで得た、新たな仕事で活躍している友人女性がたくさんいます。
その友人たちにリサーチした内容も含めて、今回この記事で紹介するのは50代女性の方に向けての「仕事の探し方|ポイント5つ」です。
1|働く目的を自分で自覚する
2|働く条件を整理しておく
3|探し方はいろんな方法を並行してみる
4|職種の幅を広げて探す
5|事前調査はぬかりなく
番外編|プチ起業を視野に入れる
では、早速ご紹介していきます。
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目次
50代の仕事探しなら資格ありきではありません
まずは、50代からの再就職や転職に一番に必要なのは、資格を持っていることではありません。
もちろん、看護師や税理士、薬剤師など国家資格の有資格者でないと従事できない仕事がどうしてもやりたいなら別ですが、まず欲しいのは「安定した収入とやりがい」ということならば。。。
「資格さえ持てばなんとかなる」
「資格さえあれば有利」
と考えて、やったことのない職種の資格にこだわるのは一旦やめましょう。
むしろ実務経験がないのに、先走って資格をもっていることで、自分の中での仕事の選択の幅を狭めてしまったり、採用側からも「使いにくい人」と扱われたりさえする危険性があります。
その資格をつかった仕事の本当の仕事内容をひとつも知らないのに、へたに資格をとったばかりにその職種に絞って就職先を探すことになるのは、年齢制限が厳しくなる50代にとってはあまり得策ではありません。
大切なのは、仕事についてからでも、必要ならその都度、資格を取っていく!ぐらいのやる気です。
むしろ、どうしても譲れない条件(ノルマがある営業はイヤ。土日の出勤は困る。など)を優先して考えて、柔軟に仕事を探したほうが、きっといい結果が出ます。
では具体的に、仕事を探し方のポイントをみていきましょう。
50代女性が仕事を探すポイント5つ
1|働く目的を自分で自覚する
50代女性が仕事を探すには、自分の棚卸しが必要です。
今まで働いてきた方ならそのキャリアやスキルをどう活かすか?
主婦生活が長った方の再就職なら、これまでの人生経験で培った自分の特性や得意なことは何なのか?
新卒や若い人と違って、学歴や実務経験のない資格は全く役に立たないと思ってください。
それよりも、自分が働く目的を自身で分析してみて、自覚しておくことが大事です。
仕事選びで迷ったり、なかなか決まらなくて心が折れそうになった時でも、自分の働く目的が頭の中できちんと整理されていれば、悩まず前に進めます。
「収入のため」「スキルを活かして人に認められたい」「社会や人と関わりたい」「刺激を受けたい」
いくつもの目的がある場合でも、何を優先するのか?まで深く掘り下げておけば、自分に合った仕事がみつけやすくなります。
何となくモヤモヤしていて、ハッキリしない時は、家族や仲のいいお友達に話を聞いてもらうと、自分でも気がつかなかった「自分の中の働く目的」がわいて強い決意がわいてくるかもしれません。
2|働く条件を整理しておく
働く日数、時間、土日に休みたいかどうか?
残業や早出は可能なのかどうか?
自分が”これは絶対に譲れない”という条件を整理しておきましょう。
もちろん、条件が多ければ多いほど仕事探しが難しくなるので、アレもコレも!と欲張るのはいけませんが、仕事を長く続けたいからこそ、”これは自分にとって大事!”と思うポイントはしっかりまとめておきましょう。
3|探し方はいろんな方法を並行してみる
【求人・転職サイトへの応募】
これは現代ならでは方法ですね。個人情報を登録しなくて希望の条件にあった応募先があればメールで教えてくれる転職サイトもあるので、気軽にエントリーしてみるといいと思います。
【ハローワークへの登録】
50代の私たちにとっては、一番身近な存在です。(昔は職安っていいましたよね)
地元のハローワークに出向いてまずは求職の登録をする。
上述のネットでの登録と違って対面になりますので、応対してくれた方からもらうアドバイスや励ましが役に立つこともあります。
職種によって年度末や月の初めなど求人の波がありますので、一度行って、希望の仕事がなかったからと言ってすぐに諦めずに、再度トライしましょう。
【派遣会社への登録】
以前に就いていた仕事の経験が活かせるかもしれません。まずは派遣で働いてみて、仕事への適正や向き不向きを調べてもらう、というのは王道の働き方です。
ただ、最近、法律が変わって、派遣労働契約の更新が3年以上は出来なくなりました。ですので、派遣では同じ職場で長く働けませんので、長く細く、と考えているならご注意ください。
【意外と狙い目、友人知人の紹介】
上述でご紹介した、50代で活躍している私の知人の多くは、この紹介で仕事先をゲットしています。
50代ですと、様々な人のつながりを持っていると思います。
顔の広そうな人にはもちろんの事、そうでなさそうな人にでも(笑)仕事を探していることを伝えて(ついでに得意なことやスキルも)おくと、ひょんなご縁がつながるかもしれません。
例えば、近所の保育園のバザーのお手伝いのボランティアに出かけて、その際に園長先生になにげなく仕事を探している話をしたら、「あら!じゃあ、保育補助のパートはどうですか?」と声をかけられて、そこからスタートして保育士になり、現在も活躍している。という実例が私の友人にあります。
企業側もわざわざ費用をかけて求人をかけるよりもありがたいですし、紹介者がいる人の方が安心ということもあって、案外とこれ狙い目です。
4|職種の幅を広げて探す
先ほどの資格のことでもお伝えしましたが、仕事を具体的に狭めて考えずに柔軟に考えると、グッと選択肢が増えるはずです。
例えば、最近はIT化が進み、事務作業の効率があがったので、いわゆる「事務職」という仕事の求人が激減しています。
でも、私たち50代女性の中には、「やっぱり出来たら事務職の仕事がいいなぁ~」と漠然と考えている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、PCスキルと実務経験が豊富な転職組さんなら、案外、小規模な会社の事務職などで重宝がられるかもしれません。
ただ、50代の再就職でブランクが長い場合は、「経理や総務などの事務職が希望です」と言ってもなかなか難しいと思います。でも同じ事務でも営業事務という職種も視野に入れれば、少し選択の幅が広がると思います。
営業事務とは、その名の通り、外へ出る営業マンの後方支援部隊として、見積書や営業提案書を作成したり、客先に合わせた営業サンプルを準備したり、お得意様への電話連絡などを担当します。
企業にもよると思いますが、営業マンに同行して出かけたりする場合もあります。
必要なスキルはエクセルやワードなどのPC作業やパワーポイントなども使えると良いと思います。
そう聞くと、高度な能力が必要そうですが、一度覚えれば、あとはきちんと正確に相手にわかりやすい資料をつくるセンスが大事で、若い方よりもむしろ、細やかな気遣いが出来る50代の方が向いている場合もあります。
客先からのクレームやトラブルに対しての対応力も、経験豊富な50代の方の方が対応力があります。
その他、自分の知っている経験値だけで考えていると見えてこない、さまざまな仕事が実は世の中にはたくさんあります。
私はこれしかできない。
どうせ若い人が良いんでしょ。
と自ら可能性を狭めずに、新しいことに挑戦していく気持ちさえあればきっと良い出会いがあります。
5|事前調査はぬかりなく
ピン!とくる求人やみつけたり、人に聞いたら、すぐに見学に行きましょう。通勤経路や職場環境やもし可能ならどんな雰囲気なのかを、自分の目で確認します。
まだこれから応募するのに…。
面接で落ちる可能性も大きいのに…。
もし、向こうで会社の人と出会ったら恥ずかしい…。
と遠慮する必要はありません。そういった積極的でなおかつ慎重、前向きな気持ちはきっと幸運を呼び寄せます。
もしかしたら、これから長い間お世話になるかもしれない職場です。実際に見てみないとわからないことってあります。
後から後悔しないために、その都度チェックしましょう。
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番外編|プチ起業を視野に入れる
突然ですが、番外編です。
起業というとなかなかハードルが高いですが。
ここでご紹介するのは。。。。
現在働いているけれど仕事にやりがいが感じられないから転職したい。あるいは現在は主婦だけれど再就職したい。
でも本当は、ずっと前から誰かに雇われるのではなくて、自分の趣味やアイデアを活かして起業したいと思っていた。
だけれども、収入になるとは限らないし、失敗が怖くて諦めていた。
という方に、お薦めの本です。
会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業
(アスカビジネス) 新井 一:著
お勤めをしながら起業を考えている人にとって、すごく分かり易い指南書です。とりあえず「ちょっとやってみる」というプチ副業的なことからはじめて、起業の体制までもっていくためのノウハウなどがわかりやすく書かれている本です。
現在お勤めの方は転職せずにそのまま会社員のままで…
主婦から再就職希望なら、なるべく労働時間が長くない仕事を選んで…
メインのお仕事を持ったまま、心にずっと秘めていたビジネスを、とにかく小さく始めてみる。そのための具体的なアドバイスや成功事例がたくさん紹介されています。
最近は30代、40代のサラリーマンの間でも、副業やサイドビジネスが広まりつつあります。
そういうのは若い人だから。。。。と思わずに、もし、ずっとやりたかった事があるなら、もう人生後半戦の(笑)50代だからこそ、思い切って始めてみませんか?
小さなビジネスが成功すれば、もしかしたらお勤めはやめてもいいのだし、多少でもプラスになればその分だけでも生活や心が潤います。
本業+プチ起業
最初からそういう視点で仕事を探す場合は、ちょっと条件が変わるかもしれませんからね。(とにかく残業なしの仕事が良いとか、プチ起業に少しでも関連する仕事が良いとか…)
仕事探しは自分探しでもあるのです。
いろんな意味でこれからの生き方もブラッシュアップしていきましょう!
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まとめ
もう50代。という人もいますが、まだ50代です!
健康でさえいれば、まだまだ、楽しいことや新しいチャレンジが待っています。
というより、平均寿命からするとまだ人生は30年もあるんです。
これからはノンビリしてるわ~というには、人生は長すぎます。
専門的な知識やスキルが無い場合には、中高年者は歓迎をされないのが一般的です。
アラフィフの私が言うのもなんですが、雇用する側からすれば、新しいことの覚えの良さや支持の出しやすさ、物事への柔軟さ、職場の雰囲気を考えたら、50代の人よりも若い人の方が良いと考えるのは、当然と言えば当然の事です。
ですが、実際には社会の中でさまざまな場面で活躍している、50代以上の方もたくさんいます。
仕事を続けるために、周囲の人たちとの良い人間関係を築くための気遣いを怠らず、足りない体力や衰える記憶力を補う努力を重ね、謙虚に仕事に向き合えば、きっと運は開けます。
実務経験のない資格保持よりも、自分が何のために働くのか?をしっかり自覚して前向きに行動することが大事です。
50代で仕事をみつけて活躍する友人たちの実例はコチラの記事で紹介しています!
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大切なこれからの人生を豊かに出来るのは、チャレンジする自分自身のポジティブな心しかありません。
お金とやりがい。これからの人生に絶対に必要なこの2つを手に入れるために、この記事がお役に立てたら幸いです。
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