写真を撮る時は普段よりも髪型、洋服、メイクが気になりますよね。
特に就活の履歴書に使う証明写真は、合格の判断にも影響しそうで気合が入ります。
でも、普段の写真と違って特殊な状況で撮る証明写真は苦手意識の人も多いもの。
なかなか満足のいく写真が取れなくて苦労しているのではないでしょうか?
今回は知人の女性プロカメラマンから教えてもらった
証明写真ならではの、写真うつりが3割アップするための
〇髪型
〇洋服
〇メイク
〇きれいに映るポイント
を詳しくご紹介いたします。
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目次
証明写真の髪型は女性は清潔感が大事
①前髪がポイント
証明写真で最も注意するポイントは前髪。
実は第一印象のほとんどは髪型で決まるとも言われています
日常生活の中でおしゃれに見える前髪と、証明写真できれいに見える前髪は違います。
普段の生活では動きがありますし、表情の変化があるので、おでこにかかっていても違和感がありません。
しかし証明写真の場合は、顔の向きも正面で表情も固め。
なので、前髪がかかっていると暗い印象になりがちです。
少なくともおでこの半分は見せるように。
浮いた感じの透け感のある前髪の場合は、浮いた部分が顔に影を作りますので要注意です。
パラパラと落ちてこないように気をつけて、「きれいに決まった!」と思った場合でも鏡を見て影の部分をチェックするようにしましょう。
斜めに流す場合は乱れが出ないようにスプレーを使ってきれいな斜め前髪を作って下さい。
②必ず眉毛と耳が見えるように
女性の印象が良い髪型には共通点があって、それは眉毛と耳が見える事。
客室乗務員(CA)や上場企業の秘書などは必ず眉毛が見えるスタイルです。
その理由は。。。
・眉毛を見せることで知的な雰囲気になる
これは女性の仕事上の望ましいイメージです。
ですので就職用の証明写真なら、この望ましいイメージに近づけるようにするのが得策(笑)です。
・額と顔の輪郭を隠さないようにピンでとめる(表から見えないように)
・ハーフアップにする。
などそれぞれに合ったスタイルでスッキリとまとめましょう。
③下ろした髪の毛先が目立つ
普段の写真では全く気にならないレベルでも髪の毛をダウンスタイルにする際は、両肩の前の毛先に注意。
真正面から撮影するので、左右の微妙な違いや髪の毛のハネ、毛先のパサつきなどが目立ってしまうのです。通常は全く気にならないレベルでも想像以上に目立ちます。
人間の目は左右対称を好みます。
なるべく丁寧にブローやアイロンで整えて、どうしても上手にまとまらない場合はアップスタイルにするか、髪の毛を肩の後ろ側に下すとすっきり見えます。
もちろんですが、カラーリングが退色した茶髪やアラフィフなら白髪など、清潔感に欠けるヘアスタイルは悪い印象しかありませんから、美容室に行って整えておきましょう。
証明写真の洋服はここがポイント
④自分の顔の輪郭にあった洋服選び
証明写真の服装は顔周りが大事です。
特にスッキリ見せたい時は、タートルネックやボウタイなど首元の詰まった洋服は避けた方がよいでしょう。
お薦めは鎖骨が見えるぐらいの
「ほどよく襟ぐりが開いている洋服」
〇丸顔やベース型の方はシャープなVネックや深めのUネックが似合います。
〇襟付きのシャツを着用する場合はデザインにもよりますが、ボタンは1~2個開けてみて、鎖骨を見せたほうがすっきりと見えます。
⑤洋服の色は背景との相性が重要
「白や淡い色の洋服だとレフ版効果で顔が明るく見える」という事で洋服も白っぽい色を選びがちですが、証明写真の場合は背景の色に注意しましょう。
背景がブルーなら良いのですが、白だと洋服も白や淡い色だとぼやけてしまいます
胸元をあけているので、黒やグレー、ネイビーなどダークな色でも問題ありません。
自分に似合う色を優先して大丈夫です。
ただし、ボーダーや柄物はカジュアルな印象になりがちですので避けた方が無難です。
レフ版効果は膝の上に白いハンカチを広げれば大丈夫です。
証明写真のメイクはナチュラル&メリハリ
証明写真の場合は普段と同じメイクではのっぺり映ってしまいがちです。
理由は普段の写真と照明や表情や顔の向きが違うからです。
だからメイクもいつも通りではNG。
ポイントをみていきましょう。
⑥ハイライト&シャドウを使う
普段の写真では自然な光のもとで撮ることが多いのですが、証明写真は専用のライトが当たります。
顔がはっきり明るく映るのは良いのですが、光が当たりすぎて顔が白飛びしてしまうことも。
さらに、普段の写真は笑顔が多いと思いますので、顎もキュッと引き締まり、頬の位置も上がりますが証明写真は真顔。
そのせいで顔の凹凸が出にくく、のっぺりと見えがち。
対策としてはTゾーンや目の下、眉の下、顎など高く見せたい場所にはハイライトを。
フェイスライン、鼻筋、などのくぼみにはシャドウを。
そうやってハイライトとシャドウで顔に凹凸を出す技を使ってメリハリを補ってあげるとスッキリした顔立ちにみえます。
普段あまりハイライトやシャドウを使い慣れていない人は、ちょっと加減がわかりずらいかもしれませんが、ほんのり入れるだけで随分と雰囲気は変わりますから、トライしてみて下さい。
⑦チークと口紅はひと工夫
証明写真の強いライトの光が当たるとチークや口紅などの色も飛んでしまいがち。
チークや口紅は派手に見えるかな?と心配せずに普段通りか少ししっかり目に入れても大丈夫です。
また、チークの入れる範囲は頬骨の上だけではなくその周辺にもぼかすように広めに入れると明るく健康的な雰囲気に。
口紅はリップライナーを使って輪郭を少し大きめにしっかり描きます。
こころもち、口角を上げ気味に描くことで自然な微笑みの口元になります。
ただし、チークも口紅も色味はピンクベージュなど万人受けするソフトな色合いを選んで下さい。
アイメイクは、あっさりと仕上げましょう。
濃いアイラインやラメの入ったアイシャドー、ホワイトで涙袋を描くなどはやめた方が無難です。
黒目の上下の位置だけの細めのアイラインとブラウンのアイシャドーに、顔立ちや年齢によっては、ビューラーであげたまつ毛にマスカラ程度が良いでしょう。
眉毛も太すぎず、細すぎず。
おしゃれさよりも、好感度アップを意識してください。
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証明写真のうつりが良くなるポイント
証明写真では表情が固くなって、いつもと違う怖い表情になってしまうという方が多いのではないでしょうか。
普段の写真では顔の向きを変えて何枚も撮ってみたり、表情もいろいろ工夫出来ますし、自分の得意な角度に調整したり。。。(笑)
ですが、証明写真はそのようなことができません。
しかし、あきらめないで下さい。ちょっとしたポイントを押さえるだけで写真うつりはグンと良くなります。
⑧顔の筋肉をほぐして表情を柔らかく
証明写真というと真面目に撮ることを意識しすぎて、表情が固くなりがちになってしまいます。
緊張していると表情がかたくなっているので、ほんのり微笑んだくらいが意外とちょうどいい真顔になります。
微笑もうと思っても顔がこわばってしまって動かない。
そんな時は事前に顔をほぐしておくことをおすすめします
〇大きく「あいうえお」と口を動かしたり、頬を膨らませたり口をすぼませたりの変顔ストレッチ。
〇耳の上や頭のハチを引き上げるようにマッサージする頭皮マッサージは即効性があります。撮影直前に行うと顔の印象が変わりますのでお薦めです。
〇こめかみや眉の骨、ほうれい線のあたりを指の関節でぐりぐりとほぐすと顔の血行が良くなって柔らかい表情になります。
顔の緊張をほぐして口角を軽く上げて優しい表情を事前に鏡の前で練習しておくと、イザ!本番で自信をもって臨めます。
私は撮影の直前に顔ヨガをして、顔のタルミやむくみを取っておきます。
瞼フェイスラインがスッキリして、ずいぶん違いますよ!
コチラのサイトで紹介されている動画はなかなか参考になります!よろしかったらどうぞ。
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ルトロン|30秒で小顔&立体顔へ: 魔法の運動”顔ヨガ”で自力整形!
⑨目元の力を抜きリラックス
パッチリ目を開けていようとすると、寄り目気味になってしまう、目に力が入り過ぎて怖い表情になってしまう、という方も。
そのような時はレンズのさらに奥の遠くの方を見るようなイメージにすると目の力が抜けます。
レンズの向こうに自分の家族やペットなど大好きなことをイメージすると、視線がふわっと柔らかく優しい印象になります。
さらに正面よりも少しだけあごを引くと、自然と少し上目づかいになるのでパッチリした目に見えます。
ただし引きすぎると、2重あごや下から見あげる卑屈な印象になるので要注意。
事前にちょうど良い角度を鏡の前で研究してみて下さい。
⑩肩の力を抜いて首を長く
緊張すると肩に力が入って肩が上がりがちになります。そうなると首が短く見え、美しくありません。
顔の表情ばかりに意識が行ってしまいがちですが、肩を廻りをリラックスさせることも意識しましょう。
撮影前に、肩をグーっと耳に付くくらいまで大きく引き上げ、そのままストンと息を吐きながら力を抜きます。これを3回繰り返すと、首がシュッとしてスッキリみえます。
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まとめ
証明写真ならではの写真のうつりを3割アップするためのコツ
〇髪型は前髪と毛先がポイント。清潔感と知的なイメージを大切に。
〇洋服は背景の色に注意。襟の形は顔型に合わせて。
〇メイクはナチュラル&メリハリ。ポイントメイクはほどほどに。
〇きれいに映るポイントは、顔ヨガ、マッサージや顔ストレッチで緊張をほぐして自然な微笑みを。
ぜひ一度、ご自宅の鏡の前でヘアスタイル、メイク、服装、表情をチェックしてみてください。
なにごとも事前チェックが大事。
自信をもって臨めば、想像以上に写真写りが良くなるはずです。
この情報が参考になればうれしいです。
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