こんにちは、やりたい事いっぱいで一日48時間欲しいアラフィフりすこです。
若い女性に専業主婦志望が増えてきてるそうですが、私の廻りの40代女性の間では
「子育てが一段落したから時間に余裕が出てきた」
「もう一度社会で活躍したい」
「子どもの進学や夫婦の老後資金をためたい」
そんな理由での再就職が増えてます。
まだまだ元気も意欲もあるこの世代なら、家庭にこもって「夫と価値観が合わない!」
なんて愚痴ってるよりも、仕事をしながら刺激を受けた方がずっと良いと思います。
自分の収入があれば好きな旅行やグルメも気兼ねなく楽しめます。
老後資金も溜めなきゃ。。ね。
周囲の実例も合わせて、40代主婦の方の再就職について、準備や求職方法、注意点などまとめてみました。!
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目次
40代主婦の「再び仕事をしたい」「仕事をしている」が増えてます!
国の調査によると現在は専業主婦でも、実際には働きたいという潜在的な意欲がある人は意外に大変多いようです。
女性の就業希望者の半数以上を占めている25~44歳について,求職活動をしていない理由をみると、2014年7~9月期平均で「出産・育児のため」が94万人(59.9%)、「勤務時間・賃金などが希望にあう仕事がありそうにない」が22万人(14.0%)となっています。
(総務省労働力調査より)
つまり現在、25~44歳の就業希望者の6割の人が、「子育てが一段落したら」「希望にある仕事がみつかれば」再び働きたいって思ってるって事です。
そして、いよいよ子どもが手を離れる40代になると一気に再就職への関心が高まります。
女性の就業率というのは30代、40代前半で一度下降し、その後再び上昇するM字カーブを描くのが基本ですが、2013年平均と10年前の2003年平均を比較すると。。。。
30~34 歳で 10.9 ポイント上昇して、M字の底が上昇していますし、40代以降も就業率が大きく上昇しています。
45~54歳の女性の就業率は前年より0.9ポイント高い74.8%。
正社員は9万人、非正規社員は12万人増加。
(総務省労働力調査より)
子育てが終わったら、次は孫の子守りっていう、ひと昔前(私たちの母の世代)と全然違ってきてますね。
今、40代女性は期待されています
そして今、社会全体の労働力不足という影響で「若い子育てママ」だけでは無く、子育てが一段落した「40代主婦の力」も期待されています。
ネットを見ると、40代主婦の再就職といえば「スーパーのレジか清掃関係ぐらいしか無いよ」っていう意地の悪い情報も一部にありますが、そんな事は全然ありません。
出産前の経験を活かしつつ家庭での主婦というマルチタスクの働きで得た能力をプラスして活躍の場が広がってます!
「10年以上の仕事のブランクがあっても、結婚前の経験を生かした再就職を希望する女性が増えている」
「企業の関心が高く、銀行や不動産、コールセンターなど幅広い業種から申し込みがある」
(引用:日経電子版)
ただし、若い世代よりも就職活動が厳しいのは確か。
では、どんな準備が必要でしょうか?
準備や学ぶ意欲はとても大切
PCの基本操作は必須条件
清掃やレジ、軽作業など体を使う仕事以外は、事務系はもちろんそれ以外のどんな職種でも、今は基本的なPCスキルは絶対に必要ですので、準備は必要です。
もし、PCの操作に不安があるなら、自治体の再就職支援に参加するなどして、エクセルやワードなどの最低限の操作には慣れるようにしておきましょう。
基本操作以上のスキルは、その職場ごとに使うソフトが違うので、その都度憶えていけば大丈夫です。
家計簿をPCでつけてみるとか、あえて携帯メールでなく、PCでメールをするとか。
とにかくPCに対して苦手意識を持たないようにしておくと、随分違いますよ。
資格の取得は慎重に
医療事務・保育・介護関係などは資格が必要な場合が多く、その通信教育なども盛んです。
ただ、経験値が無くて資格だけ持っていると、場合によっては仕事を選ぶ選択肢を狭めてしまう可能性もあります。
さらに苦労して資格を取って入った業界が、自分の思っていたのと大きく違った場合に時間がもったいないというデメリットがあります。
面接の際に仕事をしながら資格をとる意気込みをアピールしつつ、実際に働いてみて「この業界、この分野でこれから頑張ろう!」と腹がくくれた段階で資格取得のために努力するという方法がお薦めです。
初めての業界へ挑戦するならまずは派遣やパートからスタートしてみるのが良いです。
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資格取得に時間をかけるよりもまずは仕事をしてみる!
例えば、私は設計事務所を運営していますが、もしスタッフとして採用を検討する時に
「インテリアコーディネーターの資格を持った未経験の人」と、
「資格は無いけど1年間の実務経験(パートでも良いです)があってこれから資格取得の勉強を始めますという人」なら、間違いなく後者の方を優先的に考えます。
なぜならその業種の厳しさや逆にやりがいを、その人は経験した上で応募してくれているので適性があると考えるからです。
業界によっては資格はそれほど必要でもないのに、通信教育講座のサイトなどではちょっと違ったアピールがされている場合も良くありますから、注意しましょう。
どうやって仕事と出会うのか?
まずは自分の希望の優先順位をまずは決めましょう。
勤務時間、給与、休日、仕事のタイプ(事務系orサービス系or作業系)、通勤時間。。。
条件はたくさんあると思いますが、ポイントは「これが良い!」を言い出したらきりがないですから、「これは絶対に嫌!」だけを決めて下さい。
土曜日が休みじゃないのは絶対に嫌。
勤務時間が早いのは絶対に嫌。
サービス業は絶対に嫌。
ひとそれぞれに、苦手な事や家庭の条件と合わない事はあります。
アレも嫌、これも嫌ではなくて、絶対に嫌な事だけは、ハッキリと決めておいて、後は柔軟に。
案外仕事はたくさんあるはずです。
その後は、ありとあらゆる手段を使いましょう。
もちろんハローワークに登録するのは基本ですが、求人雑誌をこまめに読む、あらゆる友人知人に声をかける。
そして、もし、働きたい希望の職種があれば、その業界団体に連絡をして求人がある企業があれば連絡を入れて欲しい、と伝えるなど。
私は専業主婦から30代で再就職したんですが、全くの未経験なのに無謀にも希望の職種の会社に求人は無いかと電話帳を片手に片っ端から電話しました(かなり怪しいやつですね)
で、その時は仕事はみつからなかったんですが、数か月後に連絡先を憶えていていてくれたある会社さんから、スタッフさんの妊娠がわかったから産休中のアルバイトに来てみないか?と声がかかり、まずはアルバイトとして働き始め、なんやかやと、数年その後もパートとして居座り続けて(笑)その業界での経験を積ませてもらいました。
その後はそこでの実績を足掛かりにして求職活動をして正社員に。
その後は独立して今に至っていますが、あの、無茶な行動がなかったら、全ては始まらなかったのかもしれません。
たまたま運が良かっただけかもしれませんが、世の中どこにどんなチャンスがあるかはわかりません。
ただ一つだけ言えるのは、行動を起こさなければ何も起こらないという事です。
もちろん、行動しても何も起こらない可能性もありますが、たくさん種をまけばどの種かは発芽するかもしれません。たくさん種をまきましょう。
どんな行動をとっても、失うものはありません。
新卒の若い人の”よーいドン”の就職活動とは違いますから、自分で運をつかみにいく覚悟で動いてみる事をお薦めします。
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私の周囲でも活躍してますよ!
実際に筆者は住宅建築業界で20年くらい仕事しているんですが、業界には20代30代よりもむしろ多いくらいの割合で40代、50代の主婦の方の再就職組が活躍しています。
年齢不詳だけど実は60代、という強者(つわもの)も!
具体的に職種で言うと
・工務店での住宅分野の営業
・家具ショップのインテリア相談スタッフ
・ハウスメーカーの営業事務や受付
・住設のショールームのスタッフ
・不動産会社の賃貸物件の管理マネージャー
・照明メーカーの営業ウーマン(営業といっても売り歩くわけでは無いのでノルマ無し)
・建材会社の営業事務。
などなど。
どの方も仕事が丁寧で早く、女性ならではの気配り上手でとても仕事がしやすくて、一度うちの事務所の担当さんが男性スタッフに変わった際にはメーカーさんに以前の女性スタッフさんに「戻して欲しい!!」ってお願いしたくらいです。
みなさん、話を聞くと。。。。
若い時は全然違う仕事をしていましたが、たまたま求人があったので40代からこの仕事を始めました。
という人もいますし、独身時代の仕事の経験を活かせる関連業種だから、再就職先として選びました。
といろいろですが、仕事をしながら商品知識を学んだり必要な資格をとってたり、みなさん生き生きと仕事されてます。
若い独身の人よりも仕事に対して迷いが無いというか、使命感が強い人が多いです。
私が感じる40代主婦だからこその強み
子育てが一段落しているので(土日勤務やシフト制など)時間の融通が効く
これ大きいですね
子育て世代だったころは、土日の勤務や急な残業は子供のお迎えや世話などで絶対に無理だったのが、家に帰っても夫や子どもがある程度大きくなった今なら、何とかなります。
人生経験が豊富なのでトラブルなどへの対応力がある
クレーマーとまではいかなくても難しいお客様への対応や、急な予定変更などで無茶ぶりされても、長い人生経験で得た調整力で乗り越えてける能力が知らない間についているものです。
コミュニケーション能力が高いので職場の人間関係がうまくいく
まあ、年齢を重ねると人間丸くなると言いますか、若いころの熱い気持ちが減った分、「まあ、良いじゃ無いですか」が受け入れられるようになって。。
今までの家事や子育てやママ友の人間関係、PTA活動、ご近所や親戚づきあい。普段なにげなく関わってきたアレヤコレヤの人生経験は気の持ちよう次第では、すべて活かせます。
主婦生活が長くてブランクがあるから。。は問題じゃ無いです
例えば。。。
住宅販売の営業でしたら、相談に来る若いご夫婦に主婦経験や子育て経験を織り交ぜながら「なぜこの間取りが良いのか」をお薦めすれば、未婚の若いスタッフよりもお客様から信頼されるのは間違いありません。
家具ショップでも「コチラのベッドは隙間にほこりが溜まらずお掃除しやすいですよ」と具体的なアドバイスが出来ると説得力があります。
自分で気がついていないだけで、その「生活体験」や「主婦としてのセンス」は業界によってはとっても武器になります。
保育、子育て支援や介護、お惣菜関係の飲食、家事代行、保険、主婦向けの物販やその企画、コールセンターなどなど主婦の経験を活かせる職場はたくさんあります。
自信をもって自分の経験値の高さや能力をアピールしてください。
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まとめると
〇40代女性「仕事をしたい」「仕事をしている」が増えてます!
〇女性らしい気配りや、主婦経験からくるマルチタスクの能力で活躍の場が広がっていて、企業からの求人も増えています
〇PC操作や資格など準備も大事(ただし資格取得は慎重に)
〇求職方法は基本+行動力
〇勤務時間のフレキシブルさ、コミュニケーション能力の高さなど、40代からこその強みがたくさんあります。
〇主婦経験は活かし方次第で価値あるものに変わります!
意欲とコミュニケーション力、人間力があれば、離職期間が長くても大丈夫です。
思い切って一歩踏み出してみて下さい。既にたくさんの同世代の女性が社会で活躍しています。
再就職にむけて戸惑いながらも頑張りたい方に、この記事が少しでも役に立つとうれしいです。
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