人との距離感がわからない悩み~4つの原因と5つの極意でラクに生きる

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人との距離感がわからない1

こんにちは、”アラフィフりすこ”です。

突然ですが、悩みの原因の多くは人間関係

その人間関係のストレスの中でも「人との距離感」に悩む人って多いんじゃないでしょうか?

よい人間関係は持ちたいけど、わずらわしくない関係の取り方がわからなくて悩んでいる人は多いものです。

結果「人付き合いはしんどいもの」と考えて、なるべく人と関わらないようにしているうち、アラフィフあたりの年齢になって、気がついたら”友達がいない”という寂しさに襲われている話もあります。

かくいう私も、ヒトに媚びたりキャイキャイするのは苦手なくせに、人気者の人のことを”ジーっ”と観察して羨ましく思うような、ひねくれた性格なので、ほんと、この問題には悩みました。

距離感がうまくつかめなくて、近づきたいのに離れたり、近づきすぎて苦しくなったり。

さらに、私は友人の基準を「いかに本音で話せるか」で考えていたために、言いすぎたり踏み込みすぎたりして、お互いに傷つけあうことになってボロボロになったり。。。。。数々の失敗を経験してきました。

では、近づきすぎず、遠ざかりすぎず、適度につながれる“ちょうどいい人との距離感”の極意ってなんでしょう?

そんな私が出した結論は”人との距離感はちょっとゆるくて遠いくらいがちょうどいい”です。

自分のすべてをわかってもらおうとはせず、相手のことも全部わかるはずがない、場合によっては嫌われてもやむなし、と開き直っていけば、自分の心を守りつつ、いい距離感で人とつながれる。

そんな考え方のコツ5つをご紹介しようと思います。

あわせて、人との距離感に悩みがちな人が陥りやすい考え方のパターン4つもご紹介します。

ついつい、悪い考え方にはまってないか?チェックしてみてください!

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人との距離感が上手くいかない原因4つ

まずは、人との距離感がわからなくて悩みがちな人がやりがちな、考え方のパターンをご紹介します。

白か黒か?で考えがち

白か黒かで考えがち

私自身がそうなんですが、”好きか?嫌いか?” ”興味があるか?ないか?”の2択で人のことを判断しがちだと、とってもしんどいです。

ここの部分では好ましい、と思って仲良くしたけど、他の部分で失望したから関係を切る!という風に考えると、人との関係はとてもギクシャクするものですよ~。

相手に過剰に期待する

相手に過剰に期待する

先に書いたように、私は「○○○さんならわかってくれるはず」と思い込んで、相手に期待し過ぎて何度も失敗しました。

相手にとってはいわゆる、”重い、ウザい人”になってしまっていたわけですね。

相手に依存、執着しがち

相手に依存、執着しがち

過剰に期待する、とよく似ていますが、さらに相手に対して自分自身を預けた感じです。

媚びたり、機嫌をとって気に入ってもらおうとしたり、逆に上から目線で意見して自分からの影響を強めようとする態度です。異性間ならストーカーと呼ばれますね。

自分では気がつかないことが多いですが、やられた相手はたいてい敏感に感じて、無意識にあなたと距離を取ろうとします。

承認欲求を求めがち

承認欲求をもとめがち

相手から友人として大切に扱われることで、自分の承認欲求を満たそうとするのは、人間なら誰もがもつ感情ですが、くれぐれも慎重に。

相手はあなたを気持ちよくさせるために存在しているのではありません。

あなたのSNSに、いいねをしてくれるかどうかと、その人があなたに関心、好意を持っているかは別問題。

他人から認めてもらえるかどうかを気にし過ぎると人間関係に悪い影響があります。

以上4つ、人との距離感が上手くいかない人がやりがちな態度、考え方のパターンをあげてみました。

他にも、遠慮し過ぎで人と親しくなれないとか、逆に勝気すぎていつも議論をふっかけてしまう。とかの原因も考えられますが、多くは上でお話しした4つの考え方が原因になっているはずです。

では、どうしたら人とちょうどいい距離感がとれるのでしょうか?

それには、ちょっとした考え方のコツがありますのでご紹介します。

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人とちょうどいい距離感を取る考え方のコツ5つ

白か黒ではなく、望ましいのはグレーゾーン

望ましいのはグレーゾーン

白か黒か?で何かがある度に、人との関係を仕分けするのでは無く、「この部分では合わないな~」という時は一旦自分の中で、関係を保留にして時間をおいてみる。

保留BOXに入れておくイメージです。

場合によっては「この人との間ではこの話題はやめておこう」とか「この人とはこの趣味でだけつきあおう」という判断は、決して打算的でもなんでもないのです。

ある時は自分にマイナスになる人が、ある場面では力になってくれたりするのが人生の面白さ。

グレーゾーンというと、何か嫌なイメージがありますが、”淡くライトなつきあい”が、多くの場合、お互いに気持ちよく長く続く秘訣です。

ちなみに、物事の判断を保留にしたり、あいまいなまま保っておけるのは、心理学的には器が大きい、からだそうですよ。器の大きいつきあい、いかがですか?

近づき過ぎは要注意!相手がどう感じているのかを尊重

近づきすぎは要注意

知り合ったばかりの人でも、妙に気の合う人っていませんか?

相手はともかく、少なくとも自分がそう思う人。

そういう人と出会うと、つい、近づきたい気持ちで焦ってアレコレ誘ったり、SNSにコメントしまくったり、したことないですか?

私もそういうこと、やっちゃうタイプなんでよくわかります。

でも、相手によってはそういう風に、急に距離感を近づけてくる人には”馴れ馴れしい”とか”気持ち悪い”という最悪な印象を持つそうです。

こちらとしては、好意を示しているつもりなので、そこまで嫌われるのがショックなんですが(笑)

でも、よく考えたら、これは”近づきたい、親しくなりたい”という自分本位の考え方だけでの行動が相手を不快にさせているんですね。

ポイントは”相手がどう感じているか”を尊重すること。

グイグイこられて引かれてないか、少しづつ相手の様子を見極めながら、距離を縮めていくように心がけるのが大事です。

嫌われる勇気、誰からも好かれようとしない

嫌われる勇気

誰しも嫌われるのは、できるだけ避けたいことです。

できるだけ多くの人たちと仲良くやっていけたら、と思いますよね。

ところが、人生では、必ず誰かに嫌われます。

誰からも嫌われない人生はあり得ません。

世の中にはさまざまな人がいますから、自分の意見や考えに同意してくれない人も、必ずいて、そういう人との距離感が一番悩みます。

どういう距離感でつきあおうか悩んでいると、間違いなくその人に会うことすら辛くなります。

上司や部下、同僚やママ友、ご近所、親戚などなど。

場合によっては関係を切れない場合なら悩みは深くなる一方ですが、嫌われないように生きていこうとすれば、必ず心が苦しくなります。

ですから、可能な限りすべての人から好かれるのを諦めて、「ああ、嫌われてるんだ、まあ、いいや」と開き直る勇気をもつことです。

「嫌われない自分でいたい」というのは欲です。

その欲を捨てれば、気持ちが吹っ切れて、自分らしいつきあい方が出来て、心が楽になります。

理解できなくてあたりまえと考える

理解できなくて当たり前

人との距離感を保って、人づきあいでストレスを感じないためには、コミュニケーション能力を磨いたり、会話術を学んだりするよりも、まずは、他人に期待、依存、執着せず、時には嫌われる勇気をもって、心の距離を置くことが大切です。

心の距離を置く、といっても相手に冷たくするべき!という事ではありません。

小さなことで一喜一憂したり、自分は人づきあいが下手なんだ、このまま自分はずっと独りぼっちなんだ、と大げさな考えに囚われてしまわないように、まずは自分の心を守るという事を大事にすればいいだけです。

夫婦や親子でさえも、お互いのことをすべて理解しわかりあえることなど、ほとんど不可能です(笑)

ましてや、ほんの少しの時間だけを共にするだけの間柄なんだから「他人同士だもの、すべてを理解できなくてあたりまえという前提」を忘れないで下さい。

淡くライトな距離感で、「一部でも理解しあえる」「時々話が盛り上がる」という関係でも、それは十分に幸せな人間関係です。

人にはいろんな面があります。

子ども好きで優しい人だと思ったら、他人のミスに非常に厳しくて怖い人だったり。。。

お料理上手で几帳面な人だと思っていたら、時間にルーズでズボラさんだったり。

いったいなんなの??って思って理解しずらくても、人はそんなものだと、ゆるく受け止めてください。

他人に多くを期待しすぎて、一気に人間関係を切ってしまうなんて、もったいないことですから、もし、一度や二度のガッカリがあっても、こんなもの~と流すことをお薦めします。

ひとりの時間を大切に

ひとりの時間を大切に

適度に友達がいるのは、とても楽しいことだけれど「ひとりは寂しい。誰かとつながっていなきゃ惨めだ」という呪縛は思い切って捨ててください。

時々、人間関係の疲れを、他の人間関係で補おうとすることがあります。

職場の人とは上手くいかないけど、こっちのサークル仲間となら上手くやれるはず。。と意気込んでも、なかなか思ったようにはいかず、かえって自信を失って落ち込む結果になることが多いもの。

人とのつきあいで疲れたら、まずは”ひとりで過ごす時間”を作って、自分を癒してあげてください。

そして、大事なのは、ひとりの時間に決して他人のことを想い出さないこと。

心のなかに他人を入れずに、自分の好きなこと、心地よい事だけでいっぱいにしてリフレッシュすること。

ひとりでいても、頭の中に悩み事(他人のこと)を思い浮かべたら、ズーっとその人と一緒にいるのと同じになってしまします。

私の場合は無心になれる庭仕事や読書、ヨガ、ジョギングです。

あと、大好きな温泉巡りの情報誌を眺めながら「次はどこの温泉に行こうかな~」と妄想していると、人のことで思い悩んでいたことがバカバカしくなって、元気になります。

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まとめ

【人との距離感が上手くいかない原因4つ】

1)白か黒か?で考えがち

2)相手に過剰に期待する

3)相手に依存、執着しがち

4)承認欲求を求めがち

【人とちょうどいい距離感を取る考え方のコツ5つ】

1)白か黒ではなく、望ましいのはグレーゾーン

2)近づき過ぎは要注意!相手がどう感じているのかを尊重

3)嫌われる勇気、誰からも好かれようとしない

4)理解できなくてあたりまえと考える

5)ひとりの時間を大切に

人との距離感に悩んでいるなら、まずは原因になっている自分の考え方のパターンを知った上で、いい距離感で人とつながれる考え方をためしてみて下さい。

”ほどほど”に”ゆる~く”人とつきあって楽に生きて生きましょう!

こちらの記事もぜひどうぞ!

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