一年中出まわってはいますが、夏になると特に美味しいトマト!
実は美味しいだけじゃなくて、美肌などの大敵である老化をくいとめるアンチエイジング効果が凄いんです!
しかも、その効果は普通のトマトよりもミニトマトの方がより大きいって知ってましたか?
早速ミニトマトの栄養の凄さとその効果、さらに効果的な食べ方をご紹介します!
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目次
ミニトマトの栄養は小さいけど凄い!
ミニトマトと大玉トマトの栄養成分を比べてみました。
栄養成分 | ミニトマト | トマト |
---|---|---|
リコピン | 8.1mg | 3 mg |
たんぱく質 | 1.1g | 0.7g |
βカロチン | 960mg | 540mg |
ビタミンB2 | 0.05g | 0.02mg |
ビタミンC | 32mg | 15mg |
ビタミンE | 0.9mg | 0.9mg |
カリウム | 290mg | 210mg |
マグネシウム | 13mg | 9mg |
食物繊維 | 1.4g | 1.0g |
マグネシウムはトマト9mgに対してミニトマトは13mg。
ビタミンB2やビタミンCは倍以上。
食物繊維もミニトマトの方が豊富です。
特にリコピン含有量は100gあたりトマトの210mgに対してミニトマトは290mg!
全ての成分がトマトよりもミニトマトの方に多く含まれています。
ビックリですね~。
え?あんな小さいのに?って最初は思いましたが、なぜでしょう?
実は栄養分が多く含まれているのは皮の近くなので、小さいミニトマトの方が全体に対して皮部分の割合が多くて、ゼリー状の部分や種部分が多くを占める大きいトマトより栄養分がギュッと凝縮してるイメージです。
特に注目すべきは、リコピン含有量。
リコピンって、素晴らしい働きをするめっちゃ凄いやつなんです。
ちょっと詳しくご紹介します。
リコピンがアンチエイジングに効果絶大!
リコピンの健康への良い効果で特に素晴らしいのは「抗酸化作用」
その効果は抗酸化成分として有名なビタミンEの100倍以上あります。
んっ!?抗酸化ってなに?って思った方はコチラ
↓↓↓
そもそも、老化とは「身体が酸化し、錆び付いてしまうこと」です。
具体的には、全身の細胞から発生する活性酸素が身体を酸化させてしまうのです。
ですから身体が酸化するのを防ぐ、すなわちこの活性酸素の発生を抑えることができれば、老化を食い止めることも可能ということです。
この活性酸素の発生を抑える成分のことを、抗酸化成分と呼んでいます。
アンチエイジング家庭の医学より
つまり、健康はもちろん美肌などの大敵である、老化を食い止める効果が大きいという事です。
強い抗酸化作用があるという事は、美白・若返りなどに効果あり、ということですね。。
その他にも…
「動脈硬化予防」血管、血液の酸化を防ぐ効果
「血液サラサラ効果」悪玉コレステロールの酸化を抑える
と、アンチエイジングには強い強い味方なのです!
さらに、40代アラフィフになるとじわーっと意識し始める「認知症予防」にも効果があると言われてます。
これはリコピンには、認知症の原因となる物質が蓄積して脳がサビつくのを防ぐ効果がある上に、一緒にビタミンC・ビタミンEがたっぷり含まれているので、相乗効果でより強い効果が期待できるわけです。
しかも加熱でもリコピンは壊れないので、生だけじゃなくて、オーブンで焼いたりスープに入れたりしても大丈夫。
これは、毎日の食生活に取り入れやすくてうれしいですね。
リコピンの吸収をUPする方法
さらにリコピンの吸収を増やすには、コツがあります。
オイルを使う
リコピンは脂(あぶら)に溶ける性質なので油で調理をすることで、リコピンの吸収率を2~3倍ほど高めることができます。
トマトと相性のいいオリーブオイルを使った料理は知らないうちに、リコピンの吸収率もUPしていたんですね!
- トマトにオリーブオイルをかける…生トマトの約3.25倍
- トマトをオイルで煮込む・炒める…生トマトの約4倍
追熟させる
暖かいところが原産国のミニトマトは8~10度が適温です。冬なら常温保存でOK。
夏なら濡らしたキッチンペーパーなどにくるんで乾燥しないように冷蔵庫で保存しましょう
もし、まだ青くて固いという場合は、常温に置いて赤くなるまで待って、追熟させると、リコピンが最大で60%アップ。
冷凍させる
一時にあまりにも大量のミニトマトが!!って時は迷わず冷凍です。
ミニトマトは冷凍すると 旨味成分が増しますし、2ヶ月~半年くらい長持ちします。
へたを取り綺麗に洗ってから、そのままなど乾燥しないようにジッブロックなどで密閉して冷凍します。
加熱してスープに入れたりも出来ますし、スムージーに加えたりも出来ます。
そのままおろし金でおろしたり刻んだりすると、ドレッシングにしたり離乳食にも使えます。
私は実は生の大玉トマトはそれほど好きではありません。
嫌いではありませんが。。。特にトマトジュースとか苦手です。
逆にミニトマトは大好き!でおやつに1パック食べちゃうくらい。
特に甘みの強いフルーツトマトには目がありません!
昨年、初めて家庭菜園でミニトマトを1苗だけ植えてみたんですが、上手くいったので今年も植えて思う存分食べつくそうと企んでいます。
そんな小さなカラダに大きなパワーを秘めた愛すべき「ミニトマト」の我が家流簡単レシピをご紹介します。
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ミニトマトの簡単レシピ
ミニトマトは最近はとても糖度の高い種類もたくさん出ているので、フルーツ代わりに小腹が空いた時とかにも、バクバク食べれるのがイイですよね。
さらに油と一緒にとるとなお一層栄養価が高くなるので、ちょっとだけひと手間掛けたレシピなんかも最近は取り入れています。
●ミニトマトのマリネ
【材料と作り方】
プチトマトを半分に切ってマリネ液につけただけ。
オリーブオイルと合わせているのでリコピンの効果も倍増です。
チーズと一緒におつまみにするといくらでもいけちゃいます。
●ドライトマト
夏なら天日干しでOK(雨にあたらせないように注意。5日~7日間程度)
何時でも出来るのはオーブンを使ったやり方。
【作り方】
半分に切ったミニトマトを切り口を上にしてクッキングシートを敷いた天板に並べて塩を振り、140℃のオーブンで約40分~70分焼く(途中でザックリ混ぜます)
保存は冷凍保存か瓶にオリーブオイルを入れてオイル漬けに。
これはそのまま、つまんで食べてもOK。
水につけてもどし汁と一緒にスープやパスタソースに利用したり、パエリアなんかにも旨味が増してすごくイイです。
●カレーの隠し味にも
カレーを煮込む時に4つくらいにザックリ切って汁ごと投入して下さい。
味に深みが出ます。私はもともとケチャップを隠し味に入れてたんですが、入れすぎると甘くなるのでミニトマトの方がより良いような気がします。
●スムージーに入れてもGOOD
バナナとかのフルーツ多めの組み合わせには合いませんでした。
小松菜とリンゴと蜂蜜の組み合わせはイイ感じでした。
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まとめ
いかがでしたか?
美味しくてパワーたっぷりなミニトマト
今まで、「小っちゃいやつ」ってちょっと軽く見ていましたが(サラダに入ってて残したりしてませんでした?)凄い栄養と効果があるんですね。
私も今まで以上にミニトマトを積極的に食べてエイジングパワーをゲットしようと思っています。