母の日に比べると存在感が薄い父の日ですが、
2018年の父の日は ”6月17日(日)” です。
私は父の日の由来や、母の日のカーネーションと同じで定番のお花!があることを今回初めて知りました。
さらに日本では『6月の第3日曜日』と決まっているのですが、
実は国によって父の日は違うってご存知でしたか?
みんなはどんなプレゼントを贈っているのか?夫が娘からもらって喜んでいるもの、なども合わせてご紹介します!
親孝行ができる時間は限られています。感謝の気持ちをこめてぜひお祝いしてみてください。
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目次
父の日の花、由来や他の国はいつ?
始まった国は?きっかけは?
「父の日」は母の日と同じアメリカで始まった記念日です。
アメリカ人女性、ソノラ・スマート・ドットさんが発案者です。
南北戦争時代に早くにお母さんを病気で亡くした彼女は6人きょうだい。
母が亡くなった後、男手ひとつでお父さんに育てられました。
そして、そのお父さんは子どもたち全員を成人させるとまもなく亡くなりました。
その苦労して育ててくれたお父さんに、深い感謝を愛を感じていたドットさん。
彼女の「(当時すでに広まっていた)母の日があるなら、ぜひ父の日もお祝いしたい」という願いで、1910年に彼女の父親の誕生月の6月に “父の日礼拝” がおこなわれたことがきっかけです。
その後各地へ広まり、アメリカでは1972年に正式に祝日になりました。
そんなドットさんが、最愛の父親のお墓に白いバラを供えたことから世界的に
父の日=「バラ」
がシンボルになりました。
父の日のシンボルはバラ。色は?
日本では1950年頃から広まり始め、一般的な行事となったのは1980年代です。
その風習が日本に伝わり、現在の日本の父の日のシンボルは黄色のバラ。
確かに父の日のお花屋さんには黄色いバラがアピールされています。
アメリカではドット夫人のエピソードから、存命中の父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラを贈る風習なんですが、日本ではなぜ黄色いバラ?
この理由は、1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会が開催している父の日の「黄色いリボンキャンペーン」が影響しています。。
「黄色いリボンキャンペーン」では、家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーとしてアピールしています。
これが父の日にバラを贈る風習と合わせられて、父の日に黄色いバラを贈る今の風習になりました。
確かに、黄色という色は「元気で、明るく、アクティブ」なイメージがありますから頼もしいお父さんに似合ってますね。
そういったイメージから、黄色いひまわり、ガーベラもよく父の日のフラワーギフトに使われています。
他の国の父の日はいつ?
6月第3日曜日を父の日としているのは、世界ではアメリカ、日本以外には、カナダ、イギリス、アイルランド、アジア諸国があります。
では、その他の国はどうでしょうか?
アジアの中で台湾は父の日は毎年8月8日です。理由は台湾語で「パパ」と「88」の発音が同じのため。面白いですね。
8月第2日曜日が「父の日」(Dia dos Pais)です。ただし、1950年代にキリストの母マリアの父親「 聖ヨアキム」を称えてこの日だそうです。
2月23日が「祖国防衛の日」で軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっていて、2002年からは国民の祝日です。
カトリック系の国では、キリストの育ての父親聖ヨセフの日、3月19日が父の日です。
ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ4月30日。遅ければ6月2日が、「父の日」です。
11月第2日曜日です。
かなり、みんなバラバラなんですね。
それぞれの国の宗教や文化的背景で、父の日にふさわしい日に決められています。
ただ、残念ながらどの国も実態は日本と同じで、「母の日」と比べると、認知度は低いようです。
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プレゼントはどうしよう?
さて、父の日。母の日ほどはメジャーじゃないにしても、みんなはプレゼントどうしてるのかな?って気になりますよね。
みんな贈っているの?予算は?
出版社でのアンケート結果によると。。。
Q父の日にプレゼントを贈っていますか?
・毎年贈る 49.1%
・2年に1回ぐらい 8.1%
・3~4年に1回ぐらい 1.5%
・今までなんどかはある 21.7%
・ほとんどない 12.9%
・一度もない 6.7%
(主婦の友社読者ネットアンケートクラブの会員への調査。2017年6月。回答数957人)
「毎年贈る」方は5割です。これを多いとみるか?少ないとみるか?
「たまに贈る」気まぐれな方は3割。
「ほとんどない&一度もない」が2割。
ちなみに同アンケートで「母の日のプレゼント」については「毎年贈る」66.5%だそうで、このあたり差がつきますね。
Q、今年の予算はどのくらい?
・1000円未満 8.4%
・1000円台 10.2%
・2000~3000円ぐらい 41.2%
・5000円ぐらい 27.1%
・1万円ぐらい 10.9%
・1万円以上 2.3%
2000~5000円が7割近くですね。
贈り物の内容は、食べ物系(お酒・チョコ・せんべい・コーヒー・お菓子)と衣類小物(ポロシャツ・靴下・ハンカチ・ネクタイ・財布・ベルト)
温泉付き食事券、宝くじ、鰻、ご当地ラーメン、ギターのピック、市民農園の畑など個性的な回答もありました。
また、手紙、似顔絵、マッサージ券などの手作り派若い世代にはあって、温かい気持ちになります。
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実際に贈って喜ばれたプレゼント
私自身は実家の父も夫の父も既に亡くなっているのですが、生前プレゼントしたものは、上述されている靴下やマフラーなどのちょとした小物やお酒が多かったですね。
まあ、なかなか普段コミュニケーションが薄くなりがちな父親と関わるきっかけ、みたいなものなので、本当はモノはなんでもいいんだと思います。
現在20代で最近結婚した娘は、実家にいる時(高校生まで)は父の日はスルーしていました。
が、進学で京都で一人暮らしを始めた年からは、毎年、宅急便でプレゼントが届くようになりました。恐らくちょっと大人になって、経済的に精神的に頼りになる父親に対して感謝の気持ちが芽生えたのでしょう(笑)
珈琲が好きな父親なので、毎年、マグカップです。
今では、棚にズラッと並んだいろんなデザインのマグカップコレクションで朝の珈琲を飲むのが夫の習慣で、やっぱりうれしそうです(笑)
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親孝行は出来る時に!
さて、2018年の父の日は” 6月17日(日)”
皆さんはどのようにお祝いされますか?
私は今回、父の日の由来を知って、生前父が元気でいたころに、もっと贈る父親がいることを、楽しめればよかったなと感じました。
「親孝行したいときには親は無し」ですよ。
ぜひ、ささやかで良いので、父親が元気でいてくれることを喜べる一日を送って下さいね。
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