顔合わせ食事会の場所・服装・挨拶・費用【親目線体験談】

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若い二人がそれぞれの両親に挨拶をして結婚の快諾をとったら、いよいよ次は両家親族の顔合わせですね。

最近は結納という形を取らない場合も増えています。

両家の考えが一致すればカジュアルな顔合わせ食事会という形でOK。


でも、これから長い付き合いになる両家の初めての顔合わせなので、失敗したくない!

そう考えるカップルは多いのではないでしょうか?

ところで、顔合わせの場所は?日取りは?服装は?予算は?どんな進行で進めればいいの?

若い二人にも、それからご両家のご両親も、どちらの立場でもとっても気になりますよね。

地域や両家の家庭の考え方によってさまざまだと思いますが、我が家の娘の”顔合わせ食事会”なかなかいい感じでしたので、親目線での体験談をご紹介します。

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【顔合わせ食事会】

「顔合わせ食事会」とは、両方の親に結婚の承諾を得た若い二人が、家族同士を引き合わせ、両家の親睦を深めること。

料亭やレストラン、ホテルなどで食事を共にしながらお互いの家族を交えてこれからのことを話し合う初めての機会です。

基本的には若い二人が主催して本人たちで進行します。

昔は両家を仲人を伴った両親が行き来して「結納」を行っていましたが、最近は、結納は行わず「顔合わせ食事会」のみを行うカップルが多いようです。(ゼクシィしらべ)

「顔合わせ食事会」では若い二人は既にそれぞれの家族と面識があっても、親同士は初めて会うので、ちょっと(かなり)ドキドキします。

新婦の母親である筆者も、当日まで「これで良いのかな?」「失礼じゃないかな?」と不安になる事も多かったので、”これから準備”の方のために経験談をご紹介します

家族内での事前打ち合わせ事項は5つ

「顔合わせ食事会」を行うことが決まったら、まずは両家の都合を調整して日程や場所を本人たちが決めていきます。

我が家に二人で挨拶に来てくれたのが7月下旬。

娘が新郎側の実家に挨拶に伺ったのが8月上旬で、顔合わせ食事会は8月の下旬の土曜日(大安)でした。

ちょっと慌ただしいスケジュールですが、一般的には結婚式の3ヵ月前から半年前くらいに行うことが多いようです。

まずは、お互いの両親の休日や大安などのお日柄をふまえつつ、当人たちが間に入って調整して日程を決めます。

その後、私が娘とやり取りした事前の打ち合わせ事項は以下の通りです

①場所

②料理内容

③時間

④支払方法

⑤当日の服装と手土産内容

それでは詳しくみていきましょう

①【顔合わせ食事会】場所

場所は、地元に詳しい二人がいくつか候補を出してくれて、「この中ならここが良いと思うんだけど、どう思う?」と相談されました。

我が家は新郎くんは神戸が実家で大阪住まい、娘は北陸出身で大阪住まいでしたので、場所は大阪で、ということに自然になりました。

特になるべく交通の便が良いように、ということでJR大阪駅、梅田エリアで捜すことに。

新婦の方からは電車で2時間くらい。新郎側からは1時間くらいです。

それぞれの実家や住まいがもっと離れてバラバラな場合は、どちらかというと新婦側に近い場所に新郎側が出向く、というパターンが多いそうです。

このあたりは、私たち(新婦の両親)は全く気にしないので、来て!って言われればどこへでも行くよ~ってスタンスでしたが、ひと昔前は結納前に「新郎側が両親揃って新婦宅に挨拶に出向く」というしきたりがあったので、今でも、そのあたりを気にして、新婦側の地元でやるのが常識、とかって話が出てくる可能もあります。

まずは両家の親の考え、それぞれの常識(これが場合によっては全然違うから危ない!!)を聞き出す事から始めた方が良いと思います。

よくある「○○○が普通でしょう!」の”普通”が住んでいる地域や微妙な年齢の違い、で全然ちがうことはよくある事。

しょーもない事で揉めて、結婚前から両家の家族の仲がこじれるのはもったいない!

親から言われたことをそのままストレートに馬鹿正直に相手側に伝えるのではなく、イマジネーションを働かして、若い二人で微調整して(それぞれの親の性格や価値観を一番よく知ってるはずなので)上手に段どって下さいね。

さて、話を戻しますが。。。

いわれたお店情報をネットでチェックしましたが、正直なところ、どこのお店も落ち着きつつお洒落で良さそうなお店ばかりでよくわかりません。

いずれの候補のお店も本人たち二人が行って下見してきたらしいので、信頼して口出しせず決めてもらったお店でOK。

ちなみにお世話になったお店はコチラです。

↓↓↓

禅園 ハービスPLAZA

大阪市北区梅田2-5-25 ハービスプラザ B2F

もうひとつ候補だったのはコチラ

↓↓↓

魚匠 銀平 はなれ

大阪市北区堂島1-5-30  堂島プラザビル B1F

②【顔合わせ食事会】料理内容

これについても、詳しい二人にお任せしました。

個室がとってあり、娘曰く「顔合わせプラン」というのがお店側で設定してあるので、そのコースの標準プランにしたそうです。

予算は一人8000円だったそうです。

食事内容は慶事の席にふさわしく、紅白のゼリーや金箔を散らしたお刺身、鯛の塩釜焼など華やかなメニューでとても美味しくいただきました。

③【顔合わせ食事会】時間

お昼の時間に、ということで12時スタートに設定。

私たちも新郎側もそれぞれJRや私鉄で大阪梅田まで出かけました。

予定の12時の30分前にそれぞれが親と駅で待ち合わせして、別々のカフェで時間調整。

予定時間の5分前に予約のお店に着いたら新郎側は既に到着していました。

食事時間は約2時間です。

短すぎず、長すぎずちょうどいい感じでした。

④【顔合わせ食事会】支払い方法

費用については、てっきり親が出すべきかと思っていたのですが、娘から「両家の両親を私たちが招いた形にしたいから」という申し出があったので、素直に従ってお任せする事にしました。

新郎側の両親も快諾したということなのでそれで問題はありませんでした。

これについても、両家の両親の常識が違っている場合があると、揉める元ですから、きちんと根回し?をしてお互い納得のいく方法をとると良いと思います。

⑤【顔合わせ食事会】当日の服装と手土産内容

悩みがちな問題はこれ。

コチラが張り切りすぎても、カジュアルすぎても、場の雰囲気が悪くなるんじゃないかと心配ですよね。

どんなドレスコードでいくのか?

事前に率直に話し合って決めるのがベスト。

まずは、私たちとしては新郎側のご両親の考え方に合わせたかったので、娘を通して考え方をお聞きしました。

かえって来た返事は「型ぐるしいのは苦手なので、夏だしノーネクタイでカジュアルにお会いしたい」ということでした。

型ぐるしいのが苦手なのは我が家も、なので大賛成。

それじゃあ、ということで、夫は綺麗目の綿シャツに紺の麻と綿のミックスした素材のジャケット、綿のツータックのスラックスにオッサン臭くない(笑)シンプルな革の細めのベルト。

私はオフホワイトのシンプルなワンピースに水色のノーカラージャケット。

小さめのパールのショートネックレス、グレーのパンプス。

と決めて娘に連絡。

新郎側のご両親に伝えてもらいました。

了解しました。という連絡を娘を通していただきました。

カジュアルな装いですが、せめてもと思い夫の服は靴も新品で準備して清潔感があるようにしました。

私はワンピースやジャケットは手持ちのもので。

パンプスは1度しか履いてなかったのでそれでOKとしました。

ただ、いつも持ち歩いてるバッグはよく見ると傷だらけだし~、冠婚葬祭用のバックは不釣り合いだし、パーティー用のビーズのバックも大げさ過ぎる。。。。

という事で、グレーの革のハンドバックだけ新調して、出かけました。

新郎側のお父様は夫と似たような服装。

お母様は明るいベージュのサマーツイードのツーピース(スカートとノーカラージャケット)に白のブラウスにベージュのパンプスでいらっしゃいました。

新婦(娘は)ネイビーの綺麗目のV襟半袖ワンピースに白のパンプス。

新郎君は白のボタンダウンにグレーのスラックス。ダークブラウンの革のローファーでした。

手土産は地元の代表的な銘菓の詰め合わせを準備。

これもこの程度のものを持参する、という事を事前に相手側に伝えて置く方が親切だと思います。

催促するみたいで気が引ける、という気持ちもわかりますが、手土産のお菓子くらいの負担なんてしれてます。

それよりも、初対面同士でこちらだけ手土産持参だった場合、相手側に恥ずかしい想いをさせる方が、雰囲気が悪くなると思いますので。。。

さて、いよいよ当日です!

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【顔合わせ食事会】当日の流れ

 

いよいよ緊張の当日です。

挨拶

まずは、新郎君が進行役になってくれて、「本日は2人のためにお越しいただきありがとうございます」と挨拶。

乾杯

お互いお酒を飲むのが好きだということがわかっていたので、新郎のお父様からすすめられ、お祝いなんだから乾杯しましょう!とみんなで少しお酒もいただきながら、リラックス。

自己紹介

新郎君が両親を。娘が私たちを紹介する形で、それぞれが簡単な自己紹介。

ご歓談

その後は、打ち解けた感じで、お互いの家族の暮らしぶりを話したり、「良いご縁をいただけてうれしいです」と食事をしながら和やかに会話が進みました。

幸い、新郎側のご両親は

・子どもの事は子どもに任せる。

・困ったことがあれば相談にのる。

・結婚について今後のことも二人で決めた事はなるべく基本的に口出しはしない方針でいる。

ということで、我が家の考え方と意見が合い終始とても良い雰囲気で過ごしました。

(話題は若い二人からどんな結婚式にしたいのか?などの希望を聞き出す事が中心で、なるべくそれぞれの両親はでしゃばらないように・・・)

娘から「結婚式は一年後にする予定で、その前に入籍と同居をしたい」と事前にいわれていたので、その場で婚姻届けに二人が署名して証人のサインを新郎のお父様がなさいました。

新郎君から娘にいただいた婚約指輪をその場でお披露目もしてもらいました。

締めの挨拶

コース料理のスイーツとお茶をいただいた、よいころ合いで新郎君から「これからの二人を支えて下さい。どうぞよろしくお願いします」と締めの挨拶があってお開きになりました。

帰りにはまた、それぞれが大阪梅田駅まで送ってもらい無事終了。

正直、行くまではとても緊張しましたが、お互いに考え方や気風が合うご家族だと感じて、すぐに打ち解けて会話も弾み、その後の結婚式の準備や相談事もスムーズに進いいきっかけになりました。

食事会の進行役もしっかりこなしていた婚約者君のことも、頼りがいがある印象がうれしくて、幸せそうな娘の様子と共に、母親として、ひと安心した良い一日でした。

追記:兄弟姉妹の参加

ちなみに、我が家の娘に兄弟はいないんですが、新郎側にはお兄さんがいます。

どうするのかな?と思って事前に聞いてみたら、「今回は両親だけ招く」と2人で決めたようです。

結納でしたら両親だけが出席するというルールがありますが、顔合わせ食事会の場合は兄弟姉妹や祖父母などの参加の場合もあるようです。

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【親目線体験談】的まとめ

最近は結納ではなく顔合わせ食事会が増えています。

事前に自分の家族内で打合せするべきは

①場所

②料理内容

③時間

④支払方法

⑤当日の服装と手土産内容

両方の両親の地域性や性格、価値観によっては、小さな行き違いから揉めごとに発展する可能性もあるので、きちんとお互いの両親の意見を事前に聞いておいて上手に調整することが大事だと思います。

あなたが両親の立場なら、

我が子の幸せのためには自分がどうしたら良いか?

をまずは最優先に考えて、「普通はね~」と自分の常識を振り回さずに謙虚になれるように努力することが大事だと思います。

結婚すると家族が増えます。

今まで他人だった人たちが仲良くするにはルールとマナーと思いやりが必要です。

ぜひ楽しい「顔合わせ食事会」になるように、この情報がお役にたてれば幸いです。

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