実は自分の厄年を3回とも(19・33・37歳)知らずに過ごして後から気がついた、のんきな過去をもつ”アラフィフりすこ”です。
そんな、のんきな私なのですが今回は「八方塞がり」の話題です。
八方除け(はっぽうよけ)のお祓いに行った体験談も合わせて詳しくご紹介します!
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目次
2019年に八方塞がりの年齢
【2019年に”八方塞がり”の方】
1 歳 | 平成31年生 |
10歳 | 平成22年生 |
19歳 | 平成13年生 |
28歳 | 平成4年生 |
37歳 | 昭和58年生 |
46歳 | 昭和49年生 |
55歳 | 昭和40年生 |
64歳 | 昭和31年生 |
73歳 | 昭和22年生 |
82歳 | 昭和13年生 |
(男女の区別はありません)
どうですか~???
私だ!!俺じゃん!!って方は気になりますよね?!
八方塞がりって何?
いつからいつまで?
厄払いみたいなのを受けた方がいいの?
どんな風に過ごすと良いの?
早速いきましょう!
八方塞がりって何?!
ちなみに”八方塞がり”を知ったのは去年です。
仕事のパートナーのH氏が数え年で55歳。
で、私が年末に見た情報誌に「今年の厄年・八方塞がり特集」が載っていて、何気なく確認したら、H氏の生まれ年が当てはまっていて、本人に伝えたらすごく気になってる様子!
八方塞がりって聞いて、まず頭に浮かんだのは「 八方塞がりでお手上げだ!」っていう、イメージ。
もともと八方塞がりという慣用句はここからきているそうです。
陰陽道の星回り~2019年は「八白土星」が八方塞がり
詳しく調べてみると…
八方塞がりとは、※陰陽道(おんようどう)で、どの方角も不運で何もできない状態のことをいいます
※陰陽道(おんようどう)とは
古代,中国の陰陽(いんよう)五行説に基づいて,災異・吉凶を説明しようとする方術。天文・暦数・卜筮(ぼくぜい)などを扱った。日本には六世紀頃伝えられ重要視されたが,特に平安時代以降は神秘的な面が強調されて俗信化し,避禍招福の方術となった。平安中期以降,賀茂・安倍の両氏がつかさどった。おんみょうどう。いんようどう。
三省堂 大辞林より
陰陽道では人を生まれた年で九星(きゅうせい)という九つの星に分けます。
九星(きゅうせい)とは、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫 の九つ。
人は、一生ずっとこの自分の星の動きに応じた運の波がある。
という考え方。
で、九つの星はこのような形に並ぶんだそうです。
引用:福井県護国神社HP
真ん中に位置する星は周囲を八つの星で囲まれて身動きが取れない。(毎年フォーメーションは変わります!)
どの方角に向かって何をやっても、不吉な結果が予想されるという、不運な星回りになります。
この真ん中の星をその年の「八方塞がり」といいます。
2019年はこの真ん中の星が八白土星というわけ。
まあ、ザックリ言えば
※ちなみに八方塞がりは、厄年とは違って男女関係なく、自分の数え年の1の位と10の位の数字を足して『10』になる年であること。で導き出せます。
2019年の八方塞がりはいつからいつまで?
では、そもそも八方塞がりの期間はいつでしょうか?
●新暦で2019年1月1日から2019年12月31日までの一年間
●旧暦で2019年2月4日(立春)から2020年2月3日(節分)までの一年間
の二つのパターンがあります。
どちらを選んでも問題はないのですが、ほとんどの神社では(厄年もそうですが)2月4日の立春からが、新しい年のスタートと考えています。
ですので、八白土星の方の今年の八方塞がりの年回りは…
●2019年2月4日(立春)から2020年2月3日(節分)までの一年間と考えるのが一般的です。
ですので、もし、お祓いをしてもらうならベストは2019年1月1日から2月3日まででしょう。
でも、何かの理由で遅くなったりした場合にはお祓いはいつでも大丈夫です。
神社の方にも確認したところ、一年中お祓いは受け付けているし、大事な物事の前とか、忘れていたからとか、結構来られる方いらっしゃいますよ。という事でした。
八方塞がりの対処法|お祓い
そんなわけで、年始に「八方塞がり」の年回りの所長のお祓いも受けようという事になりました。
なるべく縁起のいい日がいいだろうという事で大安の日を選びました!
では、その様子をご紹介します。
神社で八方除けの御祈願!
まずは事前に神社に電話で確認したところ
「団体さまのご予約が多く、2時半受付、3時スタートのみ空きがあります」とのこと。
は~。神様も大忙しですね。
境内の中に立てかけてある案内看板にも「厄年」と一緒に「八方塞がり」のことちゃんと書いてありますね。今まで私は気がつきませんでした。
※写真は昨年2018年の写真です。
受付してしばらく待合室で待機。時間になったら本殿の中へ案内されて、お祓いです。
この時は私たちを含めて3組。
他の2組の方は厄除けのお祓いの様でした。
本人以外に同行した関係者(普通は家族、今回は仕事仲間)も一緒に並んで座ってお祓いを受けさせてもらえました。玉串を捧げてお参りしてきました。
それ以外に、こちらの神社のオリジナルの「厄災落し盃(かわらけ)神事」というのがありました。
素焼きの小さな薄い盃に名前と年齢を書いて、念を込めて境内の厄災落とし所で割り、「厄・災」を祓います。
↓
結構スッキリするらしいです。
「これで運気ばっちりやな」と所長本人も満足げだったし、横で見ていた私たちも盛り上がりました!
八方塞がりのお祓いは必要?
という訳で、本人が気にしていたので八方塞がりのお祓いに行ってきた(私は同行しただけですが)ご報告をしてて、なんなんですが・・・
八方塞がりのお祓いは必要かどうか?
と聞かれたら私の考えは基本的に行かなくて良し!です。
なにしろ今回調べて驚いたのは、2017年は私自身が「八方塞がり」の年回りだったこと!!(笑)
知らなかったので、2017年は無事に過ぎました。
いえ、正確に言えばいろんな事がありましたが、どうせ人生は毎年いろいろありますのでね。
初詣もそうですが、神様にはいつも謙虚な気持ちでお参りして、お守りくださいと願い、今ある幸せを感謝すればいいだけの事。
今年が特別な年だからと意識せず、いつだって前向きに人として正しく生きていきましょう。
で、十分だと思うのです。
ただ~し!!!!
(私のように)知らなければそれでよし!!!
とか、聞いても「科学的な根拠のない迷信だよ~」と思って、次の日には忘れているくらいの方なら必要無し!!!
だけど、一旦知ってしまって、それを気に留めてグジグジ一年過ごすくらいなら、絶対に思い切ってお祓いに行ってみるべき!!!だと思います。
「病は気から」とも言いますが、私たちが思っている以上に、気が体や運に与える影響は大きいのです。
”気”と改めていうとなんかスピチュアルな話のようで、胡散臭く感じるかもしれませんが、つまりは”気分”のことです。
楽しく前向きに、”気分よく”いることが健康や運気アップにとてもいいのです!!
「お祓いしてもらったから、今年は大丈夫!新しい事もきっと成功する!」っていう気分で過ごすのと
「今年は年回りが悪いらしい。何をやっても上手くいかないらしい」っていう気分で過ごすのとでは、一年が全然違うと思うのです。
もし、自分が八方塞がりの年回りだと知って気になっているなら、お祓いは行った方が良いと思います。
お祓いをして「気が済む」のなら誰に気兼ねすることなく、行ってください!
(ちなみに私たちが御祈願をお願いした福井県護国神社さんの八方除(はっぽうよけ)の御祈願はお祓い、お守り、厄災落し盃神事、運上玉のセットで7千円でした)
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八方塞がりの対処法|どんな風に過ごすと良いの?
よく厄年には、「結婚や出産、家を建てる、引越し、転職などは避けた方がいいよ」といわれるように、八方塞がりの年にもやはり、こういった人生の転機になるような事は避けた方がよいという考え方もあります。
ですが、地方によっては結婚や出産、家を建てるなどが厄を払うから積極的にやるべし!という地域もあるくらいなので、要は考え方次第です。
厄年だから、八方塞がりだから、と自分で可能性を狭めるのもその人の人生選択のひとつとしてOK。
うちの所長のように、不安がっていたのにお祓いしたとたん「もう大丈夫!バリバリいくよ~」と単純なのも人生。
全く気にしない!迷信に決まってるじゃない。と考えるのも人生。
結局は自分で決めていけば、全部ありだと思います。
私自身は「神様が慎重にいけよ♪」と声をかけてくれたんだな~と思って過ごすのが良いな、と思います。
不運なことは年回りと関係なく、前触れなくいつでも起きます。
そして年回りの悪い年にたまたま起きた不運の話だけが誇張されて人から人へ伝わります。
だから、不安に思いがちです。
でも、繰り返しますがその不安な気持ち、よくない気分が不運を引き寄せます。
もし、お祓いでも、水被りでも、お百度参りでも、自分の気が済む方法があるなら何でもやってみて下さい。
あとは感謝を忘れずに、毎日を丁寧に生きてみましょう。
それが、八方塞がりや厄年などを乗り切るもっともよい方法ですよ!
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まとめ
●八方塞がりとは、陰陽道(おんようどう)で、真ん中に位置する星まわりなので、周囲を八つの星で囲まれて身動きが取れない→どの方角も不運で何もできない状態のこと
●ザックリいうと、今年のあなたの運気は九年に一度の悪い年回りだから気をつなさい!という感じ
●2019年2月4日(立春)から2020年2月3日(節分)までの一年間と考えるのが一般的
●八方塞がりの対処法|お祓いは行っても行かなくてもどちらでも自分が納得できればOK。
とにかく気分よく一年を過ごせることが運をあげます。
あとは感謝を忘れずに、毎日を丁寧に生きてみましょう。
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