セイコガニ~福井人が教えるおいしい蟹が買えるスーパーや見分け方

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越前蟹(せいこ蟹)山盛り

蟹が大好物の”アラフィフりすこ”です。

2018年11月6日は越前かにの解禁日!!

日本海の荒波と厳しい寒さで育った「越前がに」はカニの中の王様。

ここでは地元福井の家庭で一般的に食べられている越前かにの中でも、メスのカニ「せいこ蟹」について

お薦めのスーパーや美味しい蟹の選び方の秘訣についてご紹介します。

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せいこ蟹ってなに?

ズワイガニは水揚げされる場所で呼び名が変わります。

また蟹全体の呼び方と別にオスとメスで別の呼び名を持っていることがあります。

(ややこしいですね)

”福井は越前蟹”

オスは「ずわい蟹」メスは「せいこ蟹」

”金沢は加能(かのう)蟹”

オスは「加納がに」メスは「香箱(こうばこ)蟹」

”京都・丹後地方は間人(たいざ)蟹”

オスは「間人がに」メスは「こっぺかに」

”山陰地方は松葉蟹”

オスは「松葉がに」 メスは「せこ蟹」

全部同じズワイガニなんですが、水揚げされるエリアによって漁船の大きさや保存方法が違っています。

それぞれに「うちの蟹が一番!!」と自慢しています。

私は蟹が大好きなんで、加納蟹や間人蟹も食べに行きましたがやっぱり越前蟹、ずわい蟹が一番美味しいと思います!

地元、福井ではスーパーにもたくさん売ってます

しかし一般的に有名な越前蟹のオス「ずわい蟹」は地元といえども値段が凄く高いので、地元の家庭では蟹と言えばこのメスの「せいこ蟹」を食べます。

近所のスーパーでも山積みに

福井では近所のスーパーでもトロ箱に入れた越前蟹が積み上げられて特設コーナーが設けられていたりします。

特に解禁日直後と年末のお正月準備の買い出し時期はたくさんあります。

越前蟹(セイコガニ)並ぶ

福井人がお薦めのスーパー(海産物販売所)

近所のスーパーでも魚屋さんでも、シーズン中は福井中で蟹が買えるのですが、いつも我が家は越前海岸(蟹が水揚げされる漁港がある)までドライブついでに買いに行きます。

越前海岸通りには、何軒もの魚屋さんが蟹のノボリを立てて(一部は観光客向けでちょっとお高いので要注意!)熱心に販売してるんですが、いろんなお店で買い求めた結果、最近の我が家のお気に入りはコチラのお店。

↓↓↓↓

【まるさんビーチマート】

福井県丹生郡越前町厨70−193

営業|8:30~19:00|毎週水曜定休

大きな駐車場有

 

魚屋さんと田舎の小さなスーパーが合体した感じ。

冬はやってないですが春~秋は購入した魚をその場で焼き魚にして、定食で食べさせてくれたり、食いしん坊にとっては素敵なお店です。

地味な外観でガイドマップにも載ってないので、観光客向けというよりも福井市内からのお客が多いようです。また飲食店の人が業務用に買っていくこともあるらしいです。

すぐそこの海で朝採れたばかりの魚が激安です!

↓↓↓↓

蟹の安い店、まるさん

蟹の安い店、まるさん

蟹の安い店、まるさん

小さな単位でも売ってますが、トロ箱に入ったままで買うと超お買い得商品がいっぱいあります。

この写真は去年の解禁日の様子。

↓↓↓↓

蟹をさばく

「まるさん」トロ箱で奮発して買い込んだ蟹を夫がキッチンでさばきました。

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せいこ蟹の美味しさのツボと内子の美味しい蟹の見分け方

せいこ蟹の美味しさのツボ

せいこ蟹を解体すると。。

こんな感じです

↓↓↓↓

せいこ蟹、内子、外子、かに味噌

奥の赤いのが「内子:うちこ」といって蟹の卵巣です。

未成熟の卵が詰まった卵巣です。

濃厚な味わいが絶品で本当に病みつきになります。

私は大好物です。

手前の赤いツブツブのが「外子:そとこ」産卵直前の成熟した卵のこと。

プチプチした食感でキャビアみたいだという評判もあります。 

ただちょっと癖があって私は食べますが、圧倒的に内子が美味しいので、地元の人の中には全然食べない人も多いです。

特に古い外子はちょっと生臭いです。

次に緑色が蟹みそです。

オスのずわい蟹の味噌と違って脂がきつくなくて私はせいこ蟹の味噌の方が好きです。

お酒が好きな人には、絶好の肴になります。

地元では脚肉にまぶしながら食べる人も多いです。

さて、せいこ蟹の美味しさのツボは、なんといっても「内子」

ですので、せいこ蟹を買う時は「内子」のたくさん入っている蟹を選ぶのが大切!!

内子の美味しい蟹の見分け方

実は蟹は売ってる状態ではこんな状態です。

外子しか見えなくて、内子の状態はお腹を開けないと見えません。

せいこ蟹 外子

で、これは漁師さんから聞いたんですが。。。

外子が黒っぽいやつの方が

成熟したメス蟹(熟女)なので、

次の卵の元(内子)がたくさん入ってます!!!!

繰り返しますが、

せいこ蟹は何と言っても内子が美味しいですから、この「外子が黒っぽい方が内子がたくさん入ってる!」って見分け方はポイントです!

せいこ蟹丼やせいこ蟹クリームパスタ!

シンプルに豪快にゆで蟹が一番ですが、解禁期間は福井では和食、フレンチ、イタリアン、問わずいろんなお店でせいこ蟹を使ったメニューも、季節限定ってことで人気です。

蟹の内子、外子、味噌、脚肉をたっぷり酢飯の上にのせた「せい子蟹丼」というのや、

↓↓↓↓

魚屋の喰い処まつ田|松田せいこ丼

内子、外子、味噌がたっぷりのクリームソースがたまらないパスタなど

↓↓↓↓

三国|サルバトーレ

参考記事 →「三国のお洒落な大人ランチならココ!LULL(ラル)他お薦め3選」

どれも凄く美味しいので機会があったらぜひ食べてみて下さい

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いつまで食べれるの?解禁日ってなに?

ズワイ蟹は資源確保のために漁をしても良い期間が決まっています。

越前蟹のオスのずわい蟹の漁期は毎年11月6日から翌年の3月20日。

メスのせいこ蟹の漁期は資源保護のため漁期が短く、

毎年11月6日から12月31日まで!

この漁期のスタートの毎年11月6日を福井では蟹の解禁日と言っています。

全国ニュースでも毎年初セリの様子が流れるのでご存知の方も多いと思います。

(他のエリアの蟹は解禁日は毎年11月6日ですが、終了日は各地域の漁業関係者団体の自主規制によって違っていますのでご注意ください)

最後に

我が家は家族の中で私が突出して蟹好きなので、買ってきた蟹も8割は私が食べます。

夫や娘は同じ金額出すなら、お肉がいいな~って言いますが、私はダンゼン蟹が良いです。

脚肉も美味しいですが、特にせいこ蟹の内子の美味しさはこの世の中で一番おいしいと思っています。

みなさんもぜひシーズン中、地元にいらっしゃって福井のせいこ蟹の美味しさを味わってみて下さい!

せいこ蟹ファンが増えるとうれしいです!

蟹料理が有名な旅館「望洋楼|福井」へ行ってきた体験レビューです

↓↓↓↓

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