「夫の定年退職」
と言っても、最近は同じ職場に嘱託でそのまま継続して勤務したりする事も増えています。
それでもやっぱり、本人にとっても家族にとっても人生の大きな節目です。
ここはひとつ、家族のために頑張ってきたパートナーに日頃は照れくさくてなかなか言葉に出来ない「感謝の気持ちをきちんと伝える良いチャンス」
ととらえて、「長い間ご苦労様。これからもよろしく!」
と家族みんなであたたかくお祝いして、夫婦の関係を良好に保つ良いきっかけに出来たらうれしいですよね。
でも。。。。。
「どんなふうに祝ってあげれば喜んでもらえるのかな?」
「他のご家族はどうしてるのかな?」
気になりますよね?
そこで ”アラフィフりすこ” が実際に既に定年退職した方にお話を聞いてみましたので、詳しくご紹介します!
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目次
1)夫の定年退職のお祝い。定番は会食・花束
「会食の場を設ける」がNO1
夫婦二人だけで、あるいは子供たち家族も含めて、夫のお気に入りのお店や普段はちょっと行けない贅沢なお店へ食事に出かけるのが最も多いようです。
その際にはきちんと予約を入れて、事前にお店側に「夫の定年退職の記念日なので」と伝えておけば、お料理に工夫をしてくれたり、お祝いのメッセージ入りのデザートを準備してくれたり。。。
お願いすればきっと快く対応してくれると思います。サプライズで場が盛り上がるでしょう。
その場で花束を渡すのも良いかもしれませんね。
女性はみんなお花をもらうのが好きですが、男性だって嬉しくないはずはありません。
定年退職の当日が平日の場合
当日が平日で帰宅も遅くなる予定なら、改めて別の日に食事会に行くことを本人には伝えておいて、その日の家庭では夫の好きなメニューを並べる、や出前のお寿司でも奮発。
小さなケーキや普段は飾らないお花を食卓に飾る程度でも、十分だと思います。
2)趣味や欲しがっている物があるならプレゼント
釣りが好き。サイクリングが好き。
など趣味があったり、鞄や腕時計など欲しがっているものがわかっているなら、少し前からやんわりとリサーチしておいて、プレゼントしたり、ご夫婦で一緒に買い物に出かけたりするのも良いと思います。
退職したら、
「珈琲をゆっくり愉しみたいと言っているから、コーヒーサーバー」
「登山始めたいって言ってたからリュック」
とか、普段の会話の中でいろんなヒントが見つかると思います。
自分に関心を持っていてくれる事自体がうれしく、きっと喜んでくれると思います。
何より、夫のこれからのセカンドライフを応援している気持ちが伝わると思います。
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3)夫婦二人の記念日として旅行
TVで見て「いつか行きたいね」と言っていた場所や若い頃に子ども達と一緒に出掛けたところへ、ご夫婦で出かけるのはどうでしょうか?
グルメ旅行でも秘湯の旅でも、夫の好きそうな場所を優先して企画すれば、きっと良い想い出が増えると思います。
非日常な場所でなら、感謝の言葉を素直に伝えやすくなるかもしれません。
4)名前入りの記念品
最近は、サイトで捜すとお名前入りのグラスや置時計など記念品がたくさんあります。
一見良さそうですが、会社から記念にいただいたクリスタルの部分に彫り文字の入った置時計などは「インテリアと合わない」っていう理由もあってあまり歓迎されないみたいです。
今のシニア男性はお洒落ですからね。
妻から、あるいは家族からのお祝いとしてなら、「お酒が好きな夫に名前入りのビアグラス」など、本人のライフスタイルに沿った記念品なら良いかもしれません。
5)費用をかけなくても大丈夫。気持ちが伝わるのが一番
夫の退職でこれから収入も減るし、食事やプレゼント、旅行など
「費用のかかるものは今はちょっと。。。」
という場合はお疲れさまの気持ちの伝わる感謝の手紙はいかがでしょうか?
その場合は、出来るだけ時間をかけて、ちょっと洒落た便箋と封筒を準備して、下書きもしっかりしてから、じっくり、ゆっくり、丁寧に書くと良いと思います。
子供たち若い世代には、手紙は苦手意識があるようでしたら、退職当日の夜に、夫の携帯にお祝い&感謝メールをしてくれるように頼んでおくと良いですよ。
きっと夫はとても喜んでくれると思います。
もし、手造りで小物などを作る趣味をお持ちでしたら、キーケースとかブックカバーとかちょっとした雑貨を作ってイニシャルを入れる、とかいうのも素敵ですよね。
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まとめ
家族が安心して過ごせたのも、夫が毎日の仕事に励んでくれたからこそ
その今までの頑張りにまずは感謝の言葉を。
妻の私だって頑張ってる!って気持ちはちょっと横に置いて。。笑。
そして。。。
これからも健康で元気に活躍して欲しい、というエールを込めて、妻から夫へ、ここはひとつ「バシッと決めてみましょう!!」
私の身の周りの既に定年退職を経た男性方に聞いてみたところ、”妻からの感謝の手紙をもらった”という方が「今でも大切にとってある」と一番うれしそうに教えてくれました。
食事した席で手紙をもらったから「泣きそうになったので、急いでトイレに逃げ込んだ」そうです。。。
可愛いですね。
どうも、やはり普段、妻や家族からなかなか直接聞けない
「感謝」の気持ちが一番うれしいみたいです。
それを、どんな形で表すかはあまり差が無いような気がします。
社会での立ち位置が大きく変化する「定年退職」
きっと充実感と安堵と共に不安も入り混じっているのだと推測される夫のメンタルをポジティブな方向に持っていけるかどうかは、妻の接し方次第で大きく変わりますよ。
形にこだわらず「感謝」をキーワードに準備してみる事をお薦めします!
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