老眼鏡の度数が合わない時の選び方|チェックポイントは3つ

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老眼鏡 度数 選び方

こんにちは。アラフィフりすこ”です。

以前娘にプレゼントしてもらったおしゃれな老眼鏡を使っているんですが、いまいち度数が合ってないみたいでレンズを入れ替えようと思ってます。

そこで調べてみたら、

自分に合ったレンズの種類や度数の老眼鏡を選ぶチェックポイントは3つありました。

1)レンズの種類はあっているか?

2)ライフスタイルに合っているかどうか?

3)メンテナンス(フレームのゆがみ・レンズの寿命)は大丈夫か?

では実例も加えて詳しくご紹介します。

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その老眼鏡の度数が合わない理由

老眼鏡のレンズの種類が合ってない?

まずは、老眼鏡のレンズの種類は3つあります。

〇ピントの合う距離が一定なのが「単焦点レンズ」で読書用として目から40㎝程度の距離にピントを合わせる「リーディンググラス」が一般的。100均や量販店で格安で販売されているのはこれです。

合わせた距離以外は見えずらいので、複数の老眼鏡が必要になります。

〇複数の距離を1つのレンズで見るために焦点距離の異なる2つのレンズを繋ぎ合わせている「多焦点レンズ」

レンズの上部分が遠用、下部分が近用という構造のため中央にその境界線が入っていてひとめで老眼鏡とわかり「ダサい」と敬遠されがちなタイプ。

〇レンズの位置によって屈折力(度数)が変化するのが「累進屈折力レンズ」見た目は普通のレンズと変わらず一見、老眼鏡とはわかりません。

「遠近両用」「中近両用」「近近両用」に分かれていて、複数の距離を1つのメガネで見えるようにしたものです。

例えば「遠近両用レンズ」なら上部分に「遠用部」、下部分が「近用部」で、中間部分からゆるやかに度数が変化していくようになっています。

「単焦点レンズ」は左右同じ度数

「単焦点レンズ」は既製品で手軽に手に入りますが、左右同じ度数です。

しかし、もともと視力は左右で違うのが普通。左右どちらかの目に合わせれば違和感があるのは当たり前。

当然目が疲れやすくなりますし、合わないと感じる事が多いでしょう。

「累進屈折力レンズ」はちょっと複雑

現在、老眼鏡の主流は「累進屈折力レンズ」です。

その中でも「遠近両用メガネ」は8割が遠く、2割が近くを見るためのメガネです。

「中近両用メガネ」は遠くが6割、近くが4割です。

1つのメガネで複数の距離が見えるといっても、その割合はメガネによって変わります。

つまり、自分にピッタリ合った度数にするには、どのタイプの老眼鏡を選んでいいのかわからない、というお悩みが出てきます。

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ライフスタイルに合う事が大切

レンズの種類の多さに加えて、現代はスマホ画面は25㎝、パソコンは60㎝、テレビは3~4mなど、いろんな距離にピントを合わせる事が必要な生活です。

どこに合わせて老眼鏡を選べば良いのか、ますますわからなくなってきます。

そこで重要なのは

使う人の目的、使う場所などライフスタイルに合った老眼鏡を選ぶことです。

仕事中心だとしてもパソコンや手元資料が見えにくいのか?商談相手の表情が見えにくいのか?

主婦だとしても、家事など家の中の作業がしずらいのか、スーパーに自転車で行く際に廻りが見えずらくて困ってるのか?

自分が見えらずくて困っているポイントにあわせた老眼鏡選びが大切です。

具体的なお悩み例とお薦めレンズをいくつかご紹介します。

ライフスタイル別のお悩みとお薦めレンズ

A子さん

自転車でスーパーに出かける時に周囲がハッキリ見えて安全に出かけたい。さらにお買い物の際に商品の細かな説明書きや値札もはっきり見たい

お薦めレンズ「遠近両用」
自転車や車の運転など外出時が多い人の場合は、基本的に遠くを見るための遠近両用がお薦め。

広い視野を保てる上に、瞬時に手元の細かい部分も確認する事が出来ます。

B男さん

経理職で昼間は仕事のためにパソコンをずっと見ているが、スマホでのネットやゲーム、ショッピングを楽しみたい。

お薦めレンズ「近近両用」
「近近両用」手元を見るだけなら「単焦点レンズ」のリーディンググラスで良いと考えがちですが、リーディンググラスは40㎝程度の距離しかピントが合いません。

スマホは手元から20~30cmの距離で見るために、それではピントが合わず辛い。

それぞれ別の距離に合わせた2つのリーディンググラスという方法もあるが、保管やメンテナンスなどが面倒なら2つの近い距離に合わせた近近両用レンズが便利です。

C子さん

掃除や洗濯、食事の準備など家事中心だが、テレビも楽しみたい

お薦めレンズ「中近両用」
室内で手元がよく見えて、少し離れたテレビもOKな中近両用はメガネをかけたまま室内で生活するのにピッタリで、室内全体を見渡す事が出来ます

D子さん

友人や家族とファミレスやバイキングなど外食に行く際に困らないようにしたい

お薦めレンズ「中近両用」
室内全体手元の両方が良く見える中近両用なら、メニューの文字がハッキリ見えて、なおかつドリンクバーやバイキングのお料理が良く見えます。

友人とのランチでお洒落なままでいたいなら、メニューを見る時だけ「単焦点レンズ」のリーディンググラスのデザインの良いものを使う、という手もあります。

E男さん

好きなアーティストのライブに行ってステージの様子をハッキリ見たいし、隣のファン同士との会話も楽しみたいし手元のパンフレットも読みたい。

お薦めレンズ「遠近両用」
ステージまでの距離にもよりますが、中近だとちょっと心もとないので、やはり遠近両用でステージがハッキリ見えるようにしつつ、急に手元に視線を落としても細かな字が見えるように。

フレームのゆがみやレンズの寿命も要注意

フレームのゆがみで視界が悪くなる?

自分の目にピッタリと合った老眼鏡を手に入れても、使い方を間違えてしまえば意味がない。
落としたり、踏んだり、フレームがゆがんだまま使っている人は要注意です!

実はわずかでもフレームにゆがみがあると、焦点が合わなくなってしまいます。

視界が悪くなって老眼が進行したと思って買い替えようと、メガネ店で見てもらうとフレームを直してもらっただけで、また良く見えるようになることもあります。

レンズの寿命は2年!!

老眼鏡のレンズの寿命は意外に短くて2年程度です。

コーティングが剥がれたり、肉眼ではわからない細かな傷がついたりして、劣化します。

そうした古いレンズが原因で見えずらくなって目に負担がかかっている場合もあります。

「最近、見えずらいな~」と思ったら、老眼の進行ではなく、劣化したレンズのせいかもしれません。2年をメドに点検することをお薦めします。

まずは眼科で適切な判断を

実際に老眼鏡を作るときは、まずは必ず眼科で診察を受けて下さい。

理由は自分では老眼だと思っていても、実は「白内障、緑内障、加齢黄班変性」などの原因が隠れている場合もあるからです。

自己判断で対応が遅れて取り返しがつかない事にならないように、この機会にまずはきちんと眼科で正確な診断を受けましょう。

眼科で処方箋をもらったら、レンズやフレームの専門的なアドバイスを受けられるメガネ店で相談してみて下さい。

メガネ店では処方箋を元に目の位置や顔の形にきちんと合ったフレームを選択し、適切な老眼鏡を作成してくれます。

この場合に良いメガネ店の判断基準として公益社団法人日本眼鏡技術者協会の「認定眼鏡士」という資格をもったスタッフがいるお店という捜し方もあります。

なおかつ、「私も老眼なんです!」といってご自身も普段から老眼鏡を使いこなしている年齢のスタッフさんなら、こちらの悩みを理解して、経験にもとづいた提案が受けられやすいです。

まとめ

老眼鏡の度数が合わないと思った時のチェックポイント

1)レンズの種類はあっているか?

2)ライフスタイルに合っているかどうか?

3)メンテナンス(フレームのゆがみ・レンズの寿命)は大丈夫か?

老眼鏡が目の状態にあっていないと、目の疲労が高まり、老眼の進行が早くなることもあります。

これからの生活を楽しく充実させるために、後回しにせずきちんと向き合いたいですね。

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