図書カードってご存知ですか?
アラフィフ世代なら、もしかしたら「図書券じゃないの?」って思ってませんか?それはだいぶ古いですよ~
その図書券は時代と共に磁気カードタイプの図書カードになりました。
そして、さらに!2016年からは”図書カードNEXT”に進化しました。
商品券の一種みたいだし、なんか本屋さんでしか使えない?感じだけど。。。。
どこの店で使えるの?
どうやって使うの?
おつりは出るの?
本しか買えないの?
どこで買うの?
などなど、特に子どもがいない暮らしだと、案外知っているようでよくわからない不思議なカード。
そこで、図書カードNEXTについて改めて、仕組みや使い方を説明していきます!
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目次
図書カードが使える場所は基本的に本屋さん。コンビニ・古本屋さんでは使えません
初めて図書カードNEXTを手にした人は「このカードは本や雑誌を買うなら、どこでも使えるのかな?」と期待しますよね?
実は、本や雑誌購入のための図書カードNEXTではありますが、残念ながらコンビニで本や雑誌を買う時には使えません!!
図書カードNEXT読取り機を設置したお店でしか使えないのです。
調べてみたところブックオフの様な古本屋さんにも、図書カードNEXT読取り機の設置はありません。
2017年11月30日現在で全国に図書カード取扱店は8,903店あります。
レジの横に図書カードNEXT読取り機があればOK。
こんなやつ
↓
図書カードNEXTでお支払いが出来るお店には下図の様なマークがレジの近くや入口あたりに表示されてます。
↓
個人で経営しているような小さな本屋さん(今はずいぶん少なくなりましたね)は扱っているかどうか確認した方がいいかと思いますが、ショッピングモールの中に入っているような大きな本屋さんなら多くの場合取り扱いがあると思います。
大体が上記のマークがレジ横にさりげなく貼ってあるのですが、不安でしたらスタッフの方に尋ねてみて下さい。
こちらのサイトからは検索もできます。不安でしたら事前チェックがお薦めです。
↓
本屋さん以外では、下記の5つの店舗でも条件つきで上記の5か所でも図書カード・図書券が使えます。
ポイントがつかなかったりするので注意が必要ですが、店舗によっては本や雑誌以外のCDや文房具、雑貨、フィギアなども購入できるので、「本は読まない」って方には魅力的。
TUTAYA
ヨドバシカメラ
アニメイト
ヴィレッジヴァンガード
大学生協
詳しくはコチラの記事をご覧ください。
↓↓↓↓
<<図書カードはコンビニで使える?買える?使えるお店や買えるもの!
買えるものは基本的に本や雑誌。例外もあり
取り扱い書店内であっても、基本的には本や雑誌以外しか買えません。
ただし、ノートや文具や雑貨なども一緒に置いてある大きめの書店の場合や、CD、オーディオブックなど、判断の難しい場合はその都度、レジで確認してみてください。
ちなみに、私の近所の大型店では、日記帳は図書カードで清算OKでした。
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図書カードNEXTの特徴
ここで少し、これまでの図書カードと進化した図書カードNEXTの特徴をご紹介します。
2000年から始まったこれまでの図書カードは使用する度にパンチ穴が空くことで、大体の残額がわかるシステムでした。
実際に私の手元にある図書カード
↓
そして、新しく2016年からスタートした図書カードNEXTはパッと見は残額がわからない様になりました。こちらも実際に私の手元にある図書カードNEXT
↓
じゃ、残額はどうやって確認するのか?というと。。。
1】スマホ、パソコンを使った確認方法
●カード裏面にあるQRコードをスマートフォンのQRコードリーダーで読み取る
●パソコンで図書カード公式ホームページから「残額確認」へ移動して、カード裏面にあるID番号とPIN番号(スクラッチ部分を削る)を入力してカード残額と利用履歴を確認する
2】フリーダイヤルの窓口に電話をして確認する方法
カード裏面の「お客様専用フリーダイヤル」に電話をして、オペレーターにカード裏面の ID番号とPIN番号(スクラッチ部分を削る)を伝えて、カード残額と利用履歴を確認する。
3)図書カード扱い店で確認
図書カード扱い店のレジで、店員さんに読み取り機で確認してもらう。
そもそも図書カードは、プリペイドカードの一種です。
- 決まった金額がカードに入っていて、カードがその金額と同じ価値がある。
- お買い物の際に、カードを現金の代わりに使える(残高から支払える)
という特徴があります。
プリペイドカードは世の中いろいろあって、中にはあとから追加で入金できるものもありますが、図書カードNEXTの場合は使い切りです。
例えば1000円分の図書カードなら、
- 1回目の買い物→300円分使用(残高700円)
- 2回目の買い物→500円分使用(残高200円)
- 3回目の買い物→500円の買い物で200円分使用(残高0円、足りない300円は現金で支払い)
という使い方になります。使い切った図書カードNEXTは、そのまま処分します。
昭和生まれの方なら、テレフォンカードと同じようなしくみだとイメージすれば分かりやすいですね。
発行は”日本図書普及株式会社”という会社さんです。
HPによると、小学館、講談社、文藝春秋、トーハン、という大手出版社や書籍取次会社の社長、日書連という本の業界の大御所が名前を連ねているところをみると、本の販売促進を第一の目的として発行されています。
図書カードには6種類の額面があります。
500円券・1000円券・2000円券・3000円券・5000円券・10000円券
デザインは全部で10種類。
【ピーターラビットシリーズ】
【富士山シリーズ】
【東山魁夷シリーズ】
図書カードNEXTで代金を支払う方法
図書カードNEXTで代金を支払う場合は、まずは次の2点を理解しておきます。
- 支払い金にカード残高が足りない場合は、残りは基本的に現金で支払うことになる。
→クレジットカードや電子マネーでは差額を支払えないお店もあります。図書カードは同時に複数枚使える。 - 指定した金額分だけカードから支払うこともできる(お店によって対応していない場合もある)
→店員さんが全額決済の方法しか知らない場合もある。
レジでトラブルにならないように、前もってこの2つは要チェックです!
では、実際に図書カードNEXTで支払う時の流れです。↓
- レジの人に「図書カード使えますか?」と聞く(念のため)
- 図書カードをレジの人に渡す
- レジの人が専用の機械にピッと通して決済
- 図書カードを返してもらう(この時残高不足ならその分を支払う)
- 商品を受け取る
これだけ!簡単ですね。
残高は図書カードNEXTにはデータとして残りますし、レシートには記載されますが、パッと見はわかりません。
確認したい場合は上述の方法で確認してみて下さい。
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図書カードNEXTの有効期限は10年
以前の図書券、図書カードは無期限に使用できましたが、図書カードNEXTからは、10年の有効期限が付いています。
有効期限はカード裏面に印刷されています。
まあ、有効期限と言っても10年ですから大丈夫な気もしますが、引き出しの奥にうっかりしまい忘れると、あら!!ってこともあり得ますから早めに使うようにしましょう!
図書券、旧型の図書カード、現在も使えます!
昔もらったまま使っていない図書券や図書カード「もしかしたら、もう使えないの?」
ご安心ください。
過去に発行した図書券や磁気式の図書カードには有効期限がありません。
引き続き使えます!
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図書カードNEXTは書店で購入(レアものはネットで)
景品やプレゼントにもらうイメージの強い図書カードですが、もちろん自分で購入することもできます。
購入方法は、「全国の取り扱い書店で直接買う」の方法のみです。
ピーターラビットなどデザインも、ほのぼのしたものが多く、知的でさりげない感じが商品券よりもスマートな感じで好感度が高いですね。
自分で使うというよりも、ちょっとしたお礼に使ったり、プレゼントの品物に添えたりする使い方が多いみたいです。公式サイトから抜粋するとこんな意見が多くありました。
↓
- 入学祝いや卒業祝いなどのさりげない贈り物にちょうどいい。
- 子どもの関係のお付き合いでのお礼にする。お菓子だと好みがあるし商品券よりもスマートな感じがするから。
- 親戚のこどものお年玉に、本の好きな子になって欲しい願いを込めて図書カードを添えています。
- 出産や初節句などの内祝いに。
- 退職記念品にゆっくり読書を楽しんでという気持ちをこめて添える。
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図書カードNEXTを金券ショップへ売るのは難しい
以前の図書券や図書カードは金券ショップで他のプリペイドカードと同じ程度の換金率で扱われていました。
が!図書カードNEXTになってからは、金券ショップでは買取をしない場合が多くあります。
理由は「パッと見ても残額がどれだけ残っているカードなのかわからなくなったから」です。
買い取る際には金券ショップ側が確認する必要が出来てきて、非常に手間がかかるから嫌がられている。という事だそうです。
ショップによっては買取るそうですが、換金率は80%程度となっていて以前と比べると随分低くなっているみたいです。
他の換金方法としては、ヤフオクなどで直接売る!って方法がありますが、新しい図書カードNEXTは残額がわかりにくい(旧型の図書カードは使用するとパンチ穴が空くので、未使用品と使用済み品が一目瞭然ですが、図書カードNEXTは見ただけではわからない)ので、どうなんでしょうか・・・・。
企業がノベルティとして発行した、絵柄がレアで希少価値があるもの以外はあまり人気が無いようで、アニメ柄やアイドル系のレア物なら手間がかかりますが、ヤフオクで売るのも一つの手です。
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図書カードNEXTのまとめ
「図書カードの使い道、使い方」
- 使えるのは書店のみ。コンビニ、古本書店では使えない。
- 基本的に本や雑誌しか買えない。ただし文房具や雑貨はお店に確認。
- 図書券→図書カード→そして2016年から図書カードNEXTへと進化した。
- 図書カードNEXTは使い切りタイプのプリペイドカードの一種。上限金額に達するまでお買い物の代金支払いに充てることができる。
- カードの残額はQRコードリーダー、PCサイト、電話、取り扱い店のレジで確認可能
- レジで図書カードNEXTを出すだけでOK!一度に複数枚使える。残高が足りない場合は差額を現金で支払う。
- 自分で購入してちょっとしたギフトに贈る人も多い。
- 図書カードNEXTの有効期限は10年
- 過去の図書券や旧型の図書カードは現在も使える。
- 換金ショップへ売るのは難しい。あるいは換金率が低い。
1960年の初めての図書券発行から57年。
ずいぶんIT化してはいますが、本屋さんでしか使えない上に、本と雑誌の購入にしか使えないので、「本の販売促進のためのきっかけづくり」という本来の目的は、今でもずっとぶれていないですね。
ただの金券としての機能だけでなく”本との出会いを贈る”気持ちを伝えることも出来る図書カード。
上手に付き合って便利に使いたいですね。
この情報がお役に立てれば幸いです。
図書カードNEXTを実際に使ってみました!
残高確認の仕方も具体的に紹介しています!
↓↓↓↓
<<図書カードNEXTの残高を確認する方法4つ|ネットでも書店でもOK
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