「妻の気持ちが分からない夫」がとるべき4つの行動

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結婚生活28年。「思えば遠くへ来たもんだ」のアラフィフりすこです。

我が家の夫婦関係が一般的に言って良いのか悪いのか?

自分ではわからないのですが。お互いに毒ガスでは無く、空気みたいな存在になっているという事は、まあ、日本の典型的な熟年夫婦として成熟していると考えれば良いかもしれません。

角ばっていた小石もコロコロ転がって、今は丸くなった感じでしょうか。

今、この記事を読んで下さっている方は

「妻の気持ちが分からない夫さん」

「妻の気持ちが分からない夫にイライラしている妻さん」

のどちらかだと思うので、それぞれになるほど~。と思って貰えるようなアドバイスになったら良いなと思います。

評価される事でモチベーションがあがる男性と共感されることで心が満たされる女性では、感じ方が全く違います。

違いを良く理解すれば「夫のイライラ」も「妻のガッカリ」も随分減るはずです。

ちょっとした考え方のコツを知る事で、お互いの感情をこじらせることなく仲良くできるようになれますのでぜひ参考にしてみて下さい。

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「妻の気持ちが分からない夫」がとるべき4つの行動

現役のベテラン妻の筆者の立場から考えてみた「妻の気持ちが分からない夫さん」へぜひ意識して欲しいポイントは次の4つです。

1)最初の対応がなにより肝心です。「妻が言っていることがわからない」のをほっておくのはやめましょう!

2)必ずしも解決策を提示する必要はない。

3)とにかく共感をしめす

4)威圧的な態度や意見は厳禁

では、その4つの「妻の気持ちの典型パターン」と「対処方法」を詳しくご紹介していきますので、しっかり心して読んで下さいね。

妻の「わかりません3段活用」

妻が「何を言いたいのかわかりません」

妻が「何をして欲しいのかわかりません」

妻が「何を怒ってるのかわかりません」

これ、夫から見た妻の「わかりません3段活用」ですねっ!

はい。「妻が言っていることがわからない」のをほっておいたら結果「妻が怒っています」に発展しちゃったんですね。

まずはこの、「妻が言っていることがわからない」をほっておかない!!というのが重要になります。

女性は男性に比べるとコミュニケーション能力がとても発達しています。

普段、女性同士の間のコミュニケーションでは非常に高度な「察しあいと共感のやり取り」が行われていて、それが女性にとってはデフォになってしまっています。

で、とにかく女性は人間関係で「察しあいと共感」を大切にします。

極論を言えば本質的にわかってもらえ無くても、ちゃんと理解してもらわなくてもイイんです!

とにかく、

「察する」→自分の気持ちにアンテナを向けて関心をもってくれる事

「共感」→心を寄せてくれる事

を非常に重要視します

一緒に生活する妻から相談されたり、愚痴られたりした際に妻の話の内容そのものをきちんと聞き取ってジャッジしよう(是非の判断や解決策の提示)とするあまり。。。

夫はついつい「今忙しいから後でちゃんと聞くから」とか「君の言ってる事よくわかんないよ、もっとちゃんと説明して」とか言いがちですが。。。

大概の妻はむっとして黙ります。

私の気持ちを聞こうとしない

「私の気持ちにアンテナを向けるつもりも無いし、心を寄せようという気が無いのね」と考えます。

夫側としたら、単に時間が無いからとか、話の事実関係が良くわからないからという、リアリティの中だけでの、「後で聞く」「言ってる事よくわかんない」ですが。。。

妻側はそうとは聞いていません。

妻側は察そうとせず、共感しようとしない夫の言動に感情的に傷つき心を閉ざしていきます。

そしてこじれます。

まずは3段活用で手が付けられなくなる前に、「妻が言っていることがわからない」のをほっておくのをやめましょう!

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解決策を提示する必要は必ずしも大事では無い

これは男性である夫からみると驚きの事実かもしれませんが。。

「妻が言っていることがわかる」つまり、内容をきちんと理解したり、解決策を提示する必要は必ずしも大事では無いんです。

「話を聞いて、相槌をうつ」

「なるほどね~と共感を示す」

これだけで、ほっておいても妻は次の段階に進めます。

つまり妻が自ら「何をして欲しいのか」を冷静に具体的に語り始めます。

そもそも、気持ちにアンテナを向けず、感しようとしない相手に「何をして欲しいか」を伝えられませんよね。

だから、妻は夫に対して一番最初の

「話を聞いて、相槌をうつ」「なるほどね~と共感を示す」

という感情的なコミュニケーションを求めている事に気がついて欲しいのです。

それが叶わないばかりか

「だから、僕にどうしろっていうんだよ?」

と具体的な行動を提示しろ!と訴える夫に対して妻は傷ついて腹が立ち思わず「子どもの面倒を見てくれない不満」や「義理両親の態度への不平」を持ち出します。

そこでもまた「だから具体的にどうして欲しいのか言えよ!」ともつれ込んで。。。

結果、妻が「何を怒ってるのかわかりません」になります。

妻はただただ共感して欲しい

妻は家事に育児に仕事に頑張っている自分を褒めてもらうとか評価して欲しいというよりも、どちらかというと

「いつも頑張ってるから週末は疲れてるんだよね、イライラするのわかるわかる」と共感してもらいたいものです。

そのあたりが、評価される事でモチベーションがあがる男性と共感されることで心が満たされる女性では、感じ方が全く違います。

これはもう、男性である夫さんが女性である妻というパートナーと幸せな家庭生活を過ごしたいのであれば、

「このモードの時はこっちの機能は働かない」って取説にそう書いてあったから。

みたいなノリで取り組むしか無いのかな?と思います。

いかがです?男性のみなさん、家電の取説、ゲームの攻略法と一緒と思ってもらえませんか?

威圧的な発言、態度は厳禁です

あと、段々と少数派になってるとは思いますが、専業主婦という状況の妻に対して「誰が稼いでると思ってるんや?」的な威圧的な発言、態度は厳禁です。

これね、会社で頑張っている社員に社長が「誰から給料もらってるんや?」って恫喝するのと同じですよ。

どれほどモチベーションが下がっていくかわかると思います。「いつか辞めてやる」って思いますよね。

家族というひとつのチームで誰が稼ぐのか?

誰がどんな役目を担うのかに上下関係はありません。

自分の家族がチームワークを発揮して自分もチームメイト(妻や子供)も幸せになる為には協力するのが最善のルールです。


家族仲良く幸せになりたいなら、女性の思考の癖を正すのではなく、上手に対応するしかないと肝にめいじましょう。

何度も言いますが、妻は「察してくれないこと」に傷ついているのです。

察してくれない事で寂しさや、場合によっては愛情の有無までおしはかっています。

言って貰わなきゃわかるわけない!と愚痴っても仕方ありません。

たった一言

「キミの気持ちに気づかなくてごめん」

この魔法の言葉さえ、しれっと言えれば、恐らく、妻とのわだかまりはいっぺんに消えます。

さて、今度は妻さんにアドバイスです。

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妻から夫への心構えのお薦め

私たち女性はいつも周囲の人たちの様子を察して生きているので、

妻を大切だと思っているなら、夫は当然「自分の気持ちを察してくれるもの」だと脳が思い込んでいます。


これ、大間違いですから!!!

男性は相手が誰であろうと察するとか気持ちを先回りして行動するとかは大の苦手。

このあたりの能力はとても低く、そのうえ察する文化に慣れていないので、それが大事なことだなんて気づいている男性はほとんどいません。

女性と真逆で「男性は察する事が出来ないのがデフォ」です。

ですから、夫から察してもらえないとか、共感してもらえないとかそういう事で

いちいち傷ついたり、愛情の大きさをおしはかったりするのは、きっぱりあきらめましょう。

察してもらえ無いことで自分の中で不満を大きくして、時々爆発して相手を攻撃する事の繰り返しは、本来あったはずの夫の妻への愛を失わせてしまいます。 

男女のお互いの違いを理解して、相手にとって受け入れやすい伝え方に変える事で、家族の愛は保てます。

これは私自身の経験からもお薦めします。

私はどちらというと「相手にやって欲しい事や正してほしい事をハッキリいう性格です」

ですので、例えば私の事を知っている夫の知り合いから夫は「奥さんきつくて大変なんじゃないの?」と心配というか労われるのらしいです。(苦笑)

ですが、察する事を期待せず、あっさり具体的にして欲しい事をビシバシ伝えるので夫としてはやりやすいらしく、

「妻からの要求のうち、出来る事はやる。無理目な事は交渉してすり合わせる。そりゃ無理やろっていうのはきっぱり断る」という方式で、結婚してからもほとんど喧嘩した事はありません。

ぜひ、女友達にいかに「自分の夫が鈍感かを愚痴る」よりも、

「夫への察する事への期待値をゼロにする努力」をして

夫婦関係をこじらせることなく幸せになれるように心掛けてみて下さいね。

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